明利酒類が、茨城県水戸市に高藏蒸留所を立ち上げ。約60年ぶりにクラフトウイスキー造りを再開

明利酒類が、茨城県水戸市にウイスキー蒸留所「高藏蒸留所|TAKAZO Distillery」を立ち上げました。そして、約60年ぶりにクラフトウイスキー造りを再開します。

同社は、江戸時代末期の安政年間に、加藤高藏氏が新潟県より酒造り杜氏として水戸市に移住して創業した加藤酒造店が前身であり、1950年に事業を継承し、明利酒類株式会社として創立しました。

1952年にはウイスキー造りを開始していましたが、工場の火災によって免許を返納し、以来、ウイスキー造りを断念していました。

今回、約60年ぶりにウイスキー製造免許通知書を取得。新たな蒸留所を「高藏蒸留所|TAKAZO Distillery」と名付け、2022年11月から発酵と蒸留を開始します。今後、大麦麦芽によるモルトウイスキーの製造と、酒蔵の強みを活かした米原料のグレーンウイスキーの製造を開始する予定です。

まずは2023年春ごろに、シングルモルトのNewPot、そしてスコットランドのモルト原酒とブレンドした、ブレンディッドウイスキーの製造・販売を予定。

また、蒸留所での体験や試飲会などのイベントの開催も予定しています。高品質なクラフトウイスキーはもちろん、さまざまな楽しみをファンに与えてくれそうですね。

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施設概要

施設名
高藏蒸留所|TAKAZO Distillery
住所 茨城県水戸市元吉田町338番地
製造品 大麦麦芽によるモルトウイスキー、米原料のグレーンウイスキー