ラガヴーリン16年の味や価格と8年12年25年を比較!

ラガヴーリンは、1816年の創業以来、200年以上も愛され続けているシングルモルト・スコッチウイスキーです。

中でも、ラガヴーリン16年は一番味に定評があり、ウイスキーの評論家からも常に高い評価を得ています。

 

今回は、そんなラガヴーリン16年の味や価格、そして他の熟成年数(8年、12年、25年)との違いをまとめました。

 

この記事を読めばラガヴーリンのことがよくわかりますよ!

ラガヴーリン16年

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アイラの巨人と称されるラガヴーリンは、シングルモルトのファンなら一度は飲んでみるべき!といわれるくらい人気のあるウイスキーなんです。

 

ラガヴーリンは、スコットランドにあるアイラ島で作られるウイスキーで、他のウイスキーよりも蒸溜時間が長く、1回目の蒸溜でおよそ5時間、2回目で約9時間以上とアイラモルトでも最も長い時間を費やしています。
蒸溜時間の長さと、長期熟成とも言える16年の歳月により、銘酒とよばれるラガヴーリン16年が誕生しました。

 

「そんなに時間をかけて作られたウイスキーなら美味しそう…でもきっと、お高いんだろうな。」

って思われるかもしれませんが、実はラガヴーリンの16年って意外と手の出しやすい価格で買えるんですよ。

 

価格は販売サイトによって違いがありますので、一番安く購入する方法をお伝えします!

価格

長期熟成のシングルモルトともなると1万円以上は当たり前。ラガヴーリンの16年だってそりゃ高いに決まってるでしょ?
…なんて思っていましたが、実際はそうでもないんです。

 

ラガヴーリンの16年は一番人気のある年数で生産数も多いためか、比較的入手しやすい値段で販売されています。

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値段も大事ですが、いちばん重要なのが「味」ですよね。16年は一体どんな味がするのでしょうか?

実際に飲んでみた味の感想です。甘い香り口いっぱいに広がり、鼻を抜けていく香ばしさがありました!

「正露丸みたいな匂い」なんて表現されることも多いんですが(笑)、その独特な香りが逆にクセになり、ハマってしまえま「もうラガヴーリンじゃなきゃダメ!」っていう人もいるくらい美味しいんです。

 

やっぱり16年もの歳月って偉大なんですね。例えるなら、カカオミルクやカカオチョコーレートのような深みのある甘さ、干しぶどうのような香りが特徴的でした。
たった1杯でもその存在感と深みを堪能することができますよ。

 

繰り返し飲んでいくことでその味わいの広がり、奥深さにトリコになっていくという人が多いみたいです。

 

はじめてのラガヴーリン。美味しく味わうためにおすすめの飲み方をご紹介します!

おすすめの飲み方

まずはストレートでどうぞ!そのまま飲むことで、ラガヴーリン本来の味わいを堪能することができますよ。

 

グラスは香りの広がりを感じやすい「シングルモルトグラス」、または香りの伝わり方が優しい「ショットグラス」でどうぞ。

味の変化を楽しめる「オン・ザ・ロック」もオススメです。
先にグラスに氷を入れてから、ウイスキーを注ぎます。氷は天然水で作られたものが良いですね。

 

個人的にはオン・ザ・ロックが飲みやすく、最後まで味の変化を楽しむことができてオススメです。

 

また、ウイスキーの香りは水を加えることで開いていくので、まずは天然水を1滴たらし、飲んでみて味の変化を楽しんだらまた少しずつ加水していき、最終的にはウイスキーと同量程度の水の量で変化を堪能するのが良いですね。

ひとつ上の大人な飲み方なので、バーでも「おっ、この人ウイスキーのことよく知っているな」なんて思われるかもしれませんよ?

 

16年が最高傑作!と言われるラガヴーリンですが、半年熟成の8年と比べるとどうなんでしょうか?16年と8年で味を比較してみました!

ラガヴーリン8年

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ラガヴーリンの8年は、16年に比べ半分の熟成年数のため、熟成年数の短いウイスキーによくある「透明感の強さ」が特長です。
当然、香りも16年に比べて弱く、ラガヴーリン特有のパンチのある香りは控えめです。

 

熟成年数のためか、樽の影響も弱いので味はクリアでラガヴーリン16年を飲みやすくしたような味わいです。

とはいえ、アイラウイスキーならではの香ばしいうま味は健在です。最初から16年はハードルが高い、という方にはピッタリだと思います。

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8年よりもちょっと年上、「12年」の味はプレミアム級?ラガヴーリン12年の特徴も知っておきましょう!

ラガヴーリン12年カスクストレングス

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プレミアムなラガヴーリンといえば12年。毎年リリースされるのですが、その製法が特別です。カスクストレングスという製法により、ラガヴーリンの中でも最も味が濃密とされています。

 

カスクストレングスとは、加水せずにそのまま瓶詰めしたもので度数は50〜60%度にもなります。
16年が43度なのでその度数の高さがわかるかと思います。

 

粗さのある味わいとパワーのある深みはラガヴーリン16年を愛飲する人なら一度は飲んでみてほしいですね!強烈な個性があります。
濃厚な味わいなので、加水することで澄んだ上質な味わいへと変化します。

 

値段は16年に比べると高めです。大体12,000円前後で販売されています。

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さらに上を行く長期熟成。それが「ラガヴーリンの25年」です!人間でいえばもはや貫禄のあるおじいちゃん。
熟成の最終段階です。
果たしてどんな味がするのでしょうか?

ラガヴーリン25年

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12年(カスクストレングス)のさらに上をいくラガヴーリンといえば、倍の年月をかけた25年。
200周年記念で発売された、通称バイセンテナリーボトリングです。
最長熟成の焙煎ボトルで期待を裏切らない味です。

 

プルーン、カカオチョコレート、シナモン、ナッツ、和三盆の甘み…多くのうま味が主張し合うものの、ケンカすることなくそれぞれがしっかり存在感を示します。

 

口の中にねっとりと広がる香味は長い余韻と共に至福のうま味を感じさせてくれます!

 

プレミアクラスの味わいは当然、値段も比例します。価格は10万以上が普通です。

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最後に、一風変わったラガヴーリンとして「ディスティラーズエディション ダブルマチュアード」をご紹介します。

 

ここまで読めば、アナタも立派なラガヴーリン通ですよ!

ラガヴーリンディスティラーズエディションダブルマチュアード

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ラガヴーリンの中でも異彩を放つのが「ディスティラーズエディションダブルマチュアード」。
「ディスティラーズエディションダブルマチュアード」(名前が長すぎ)の特徴として、蒸溜樽の違いがあります。

 

ラガヴーリンの中でも、ディスティラーズエディションダブルマチュアードのみ、ペドロ・ヒメネスの樽で2回めの蒸溜を行います。
樽の違いが生み出す官能的であり甘く持続性のある味わいでは長く長くラガヴーリンのうまさを感じ続けることができます。

 

余韻の長さ、消えていく味の切なさに何度も繰り返し飲みたくなる逸品です。

 

16年に比べ、深みでは劣るものの、甘美なうま味は16年を凌ぐとされています。

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まとめ

ラガヴーリンといえば16年。16年以外は飲んだことが無いという方も多いかと思います。
16年がスタンダードである理由は、果実の香りとウイスキーならではの香ばしい香りを十分に堪能でき、何度でも繰り返し飲みたくなるような味の深さにあります。

 

また、ラガヴーリンの8年、12年、そして25年と飲み比べすることで、その旨さを再確認することができますよ。
すべてのラガヴーリンを飲めばアナタも立派なラガヴーリン通!

 

アイラの巨人と称されるラガヴーリンを心ゆくまでご堪能くださいね。

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