スコッチウイスキーおすすめランキングベスト10!【初心者向け】

今回は、お待ちかね!スコッチウイスキーのおすすめ銘柄ランキングベスト10です。

正直、これを選ぶのは本当に難しい・・!!

でも、今回も皆様のために頑張りました!

  • スコッチとはそもそもどんなものを指すのか
  • シングルモルトとブレンデッドモルトの違いとは?
  • スコッチの産地による違いとは?
  • 産地とはどの辺をいうのか?

なども解説しながら、初心者の方から中・上級者の方まで楽しんでいただけるようにまとめてみました。
ぜひ今後のスコッチウイスキー選びの参考になれば嬉しいです。

スコッチウイスキーとは?

スコットランド産のウイスキーの総称で、「スコットランドにおいて麦芽(モルト)の糖化酵素によって糖化されたもろみから蒸留し、最低3年間樽詰めにして熟成させたもの」というイギリスの法律を満たしたものだけがスコッチウイスキーを名乗れます。

法律があるんだよ、それをクリアしなきゃいけないの。

では、スコッチウイスキーの種類ってあるの?って話。

スコッチウイスキーの種類

モルトウイスキーグレーンウイスキーに分類されます。

モルトウイスキーは大麦麦芽を原料とし、単式蒸留機で2回蒸留させたものが一般的です。

グレーンウイスキーはトウモロコシと大麦麦芽を5:1の割合で配合し、連続蒸留機で蒸留させたものです。

これを混ぜ混ぜしておいしいウイスキーにするんですねー。

シングルモルト

モルトウイスキーの中で、単一蒸留所の原酒のみを使って造られたウイスキーのことです。

グレーンウイスキーは使っちゃいけないのね、グレーンウイスキーを使うのはこっちの方、紹介しますねー。

ブレンデッド

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて造ってます。

モルト65%にグレーン35%がだいたいの目安でクラシックブレンドと呼ばれます。

ウイスキーのブレンドはブレンダーという専門家が担当していて、ひとつのブレンデッドウイスキーを造るのに数十種類ものモルトウイスキーと数種類のグレーンウイスキーがブレンドされるのが普通、ブレンダーさんってすごいですねー。

次はスコッチウイスキーの産地の話です。

産地による違い

スコッチウイスキーって簡単に一言で言うけど、実は、産地別に6つの地域で種類が分かれています。

しかも実はややこしいんですよー、まぁ、聞いてやってくださいな。

ハイランド

ここがいちばんややこしいかなー、広すぎてね。

実はこの中にスペイサイドも入っちゃってるの。

スペイサイドはもう特別だから別物にされてるけどね。

ハイランドは広すぎて東西南北に分けられてる、北ハイランドがいちばん有名な銘柄が多いかなぁ。

グレンモーレンジィとかダルモアとかがここにあります。

ウイスキーらしいまろやかな甘みがあるのが多いけど、広すぎて場所によって個性はいろいろ、一言で言えないなー。

次はその特別なスペイサイドのご紹介。

スペイサイド

みんなが一般的に「スコッチ」って呼んでるのはここで造られたウイスキーが多いんですよ。

スコットランドの中でも一番蒸留所が多いところだし。

グレンリベット、グレンフィディック、ザ・マッカラン。

これ置いてないバーないでしょ。

とにかくおいしいウイスキーがいっぱい造られているところなのです。

次は正露丸で有名なアイラのご紹介。

アイラ

正露丸って言うな!ってアイラから怒られそうだけど、正露丸の匂いをわざわざ付けてるんだから仕方ないよねー。

製造過程で、ピートと呼ばれる泥炭を焚くからこの匂いが付くんですね。

これにハマる人続出だから仕方ないけどね。

有名なのはラフロイグ、ボウモア、アードベック。

ね、まずかったら売れないよ、みんなが買うから成城石井でも買えちゃうくらい人気。

すごいよね、私も初めは飲めなかったけど、それが飲めるようになるんだなぁ。

次はローランド、ローランドのウイスキーいくつ知ってる?

ローランド

実はあんまり種類がないのがローランド。

有名なところでオーヘントッシャンとかかな。

誰だ!何それ?って言ってるのは?おいしいんだぞー!

ローランドってさらっとしてて飲みやすいのが特徴なんだ。

次、行くよー!キャンベルタウン。

キャンベルタウン

また、何それ?って言ってる人がいそう。

スコットランドの南にある町でね、海沿いにあるの。

蒸留所がたくさんあったんだけど、今は少なくなっちゃった。

でも最近また盛り返してきてるんだって!蒸留所も復興したりしてるらしいよ。

潮の香りがするのが特徴、スプリングバンクっていう有名なウイスキーがあるよ!

次はもう島を寄せ集めて「アイランズ」って呼んじゃってる、いい加減すぎない!?

アイランズ

オークニー諸島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島にある6つの蒸留所をまとめて「アイランズ」って言ってる。

でもハイランドパークとかタリスカーとかスキャパとか、みんなが知ってる銘柄のがあるよ。

あっちこっちの島にあるから味や香りの傾向はバラバラだけどね。

それでは、お待ちかね!

スコットランドが誇るおいしいスコッチおすすめランキングやっちゃおうかー!

スコッチ ウイスキーおすすめランキングベスト10

おすすめのウイスキーなんていっぱいありすぎて順位をつけるのは難しいのよ。

でも、初心者さんのことを考えながら頭をひねりました。

スコッチっていうくらいだから一応全部の地域も入れたいし、みんなに飲んでみて欲しいし。

シングルモルトだけじゃなくてブレンデッドも飲んでみて欲しいし。

でもブレンデッドってないわけじゃないけど、外国では別の蒸留所のウイスキーと混ぜるのなんて普通で蒸留所が造るんじゃなくて、生産元のダグラスレイン社とかがブレンドしたりするのが普通。

アイラのブレンデッドなんてめずらしいのが今、日本にも入ってきてるけど結局キーモルトの数種類だけは発表されるけどあとはナイショなんていじわるをする。

というわけで頭をひねった結果、こうなりました!

10. ハイランドパーク(アイランズ)シングルモルト

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写真はハイランドパーク12年で、アルコール度数40度、700mlで3000円前後で手に入ると思います。

ハイランドパーク蒸留所は世界最北端にあり、ハイランドパーク12年はこの蒸留所のフラッグシップ商品になるかと思います。

この年数の割には味、香り共に大変良く、「北の巨人」と呼ばれる理由もわかります。

フルーティーでヘザー、シェリーの香りが立ち上り、口に含むとヘザーハニー、シェリー、ダークチョコの甘みが広がり、フィニッシュに近づくにつれ、おだやかなスモーキーさと樽香からの渋みも感じます。

「ヘザー」という言葉は、ウイスキーを語るのによく使われますが「ヘザー」って何だよ!?と思われている方も多いと思うのですが、実は花の名前でスコットランドの国花でもあり、とても甘い香りがするんですよー。

ストレートかロックで飲むのがおすすめです。

次もシングルモルトですが、こちらもまた素敵な香りのウイスキーです。

9. スプリングバンク(キャンベルタウン)シングルモルト

キャンベルタウンで唯一安定したウイスキーを造っている蒸留所と言ってもいいと思います。

スコットランドの地域全体が安定しているわけではなく、蒸留所を閉め、さびれてしまっている地方も珍しくありません。

写真はスプリングバンク10年ですが、アルコール度数46度、700mlで9000円前後で手に入ると思います。

スプリングバンクはウイスキー愛好家からは「モルトの香水」と言われるほど香り高く、洋ナシや、バニラ、麦芽やかすかなピートも感じられます。

味はピリッとした潮気やシナモン、ナツメグ、バニラ、フィニッシュはおだやかな樽の香りを感じられます。

次もアイランズのシングルモルト、順位が低いって怒らないでー!おいしいから。みんなおいしいから!

8. タリスカー(アイランズ)シングルモルト

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タリスカーはスカイ島で造られています。

スカイ島はスコットランドで2番目に大きい島、といっても1700㎢しかないけどね、歴史的なものに興味のある方には古代のモニュメントや建造物などがたくさんあるので、たまらないかもですね。

写真はタリスカー10年ですが、アルコール度数46度、700mlで4000円前後でしょうか。

島で造られているので潮っぽい香りにスパイシーな味が特徴で、強いスモーク香のインパクトもあって、アイラモルトに近い感じに思われる方も多いと思います。

初心者の方にはピートの効いたものはきついと思われがちなので、あまりおすすめしないのが普通かもしれませんが、私は一概に初心者の方にピートの効いたものはすすめないというのはどうかと思っています。

ピートはスコッチには多かれ少なかれ入っているのが普通ですし、中には初めてウイスキーを飲んだ方がピートにハマるのも見てきているので、一応初心者の方に向けたおすすめランキングにも入れるようにしています。

このタリスカーは、磯の香りかなりキツイ部類に入ると思いますが、加水することにより、甘みや香りが広がり、きつさは残るもののバランスがとてもよくなりますよ。

そして通の方にはタリスカーのハイボールはたまらないようで、独特の香りが逆に爽やかさを運んでくれるようです。

そんなタリスカー、どんなものか一度お試しください。

次もピートの効いたアイラのウイスキーです。

7. ボウモア(アイラ)シングルモルト

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ボウモアは「アイラの女王」と呼ばれていて、アイラの割には飲みやすいウイスキーです。

写真はボウモア12年ですが、アルコール度数40度、700mlで3500円前後くらいかと。

ボウモアもノンエイジが出ていますが、できれば12年以上のものをおすすめします。

スモーキーでピーティーな香りはしますが、アイラにしては柔らかいです。

味は樽香が広がり、飲みやすく甘さもちゃんと出てきて美味しいです。

余韻も心地よいスモーキーさで、潮気とのバランスも非常にいいです。

女王の貫禄でしょうか、上品なウイスキーです。

次はやっと出てきたブレンデッドです。

6. バランタイン(ローランド)ブレンデッド

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バランタインはスコットランドを代表するブレンデッドウイスキーで「ザ・スコッチ」とも呼ばれています。

写真はバランタインファイネストといってこのシリーズのレギュラーボトルになります。

アルコール度数40度、700mlで1000円~という良コスパです。

でも2016年にウイスキー・バイブル・アワードで金賞を取っているんですよ。

キーモルトにはスキャパやオールドプルトニー、アードベックのようなアイラモルトも使われていて、有名な銘柄がずらりと並ぶ贅沢なボトルで、全部で40~50種類ほどの原酒が使用されているのです。

ブレンダーさんの技術ってすごいですよね!

このファイネストはバランタインの特徴であるスイートでフルーティーな味や香りをよく表現していて、香りはカカオやバニラも感じられ、アイラのスモーキーさも少々ありますが、落ち着いた飲み口に仕上がっています。

バランタインには12年もの以上のラインナップもありますので、よろしければそちらもお試しいただければ、年数が経つごとに角が取れ、まろやかなおいしさになっていきます。

ブレンデッドは飲みやすくするためにグレーンウイスキーを使ったり、モルトをブレンドするわけですから飲みやすさにかけてはピカイチですよ!

次もブレンデッドになります。

5. ウシュクベリザーブ(ハイランド)ブレンデッド

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「生命の水」というゲール語(現地の言葉です)が由来になったウシュクベー蒸留所。

ウシュクベリザーブはモルト60%、グレーン40%というリッチな構成で造られています。

アルコール度数43%、700mlで3000円前後くらいです。

熟成年数10年~18年ものの原酒を25種類以上合わせ、さらにシェリー樽で最低6ヶ月間後熟させています。

普通のブレンデッドに比べてもかなり深い味わいとリッチな内容が楽しめます。

香りはベリー系の甘い香りと麦芽の香りが入り混じり、味わいはとろみのある甘みが初めに来て、次第に麦芽の香りと共にスムースになっていき、フィニッシュはおだやかなシェリーの干しぶどうのような香りが残ります。

加水するとフルーティーさが増すのでロックなどで飲むと時と共に味わいが変わっておいしいと思います。

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次はハイランドのシングルモルトですよ!

4. グレンモーレンジィ(ハイランド)シングルモルト

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グレンモーレンジィはスコットランドでいちばんよく飲まれていると言われているウイスキーです。

アルコール度数40%、700mlで4000円前後で手に入ります。

写真はグレンモーレンジィオリジナルですが、以前はグレンモーレンジィ10年がオリジナルボトルで、まだバーなどでは飲めると思いますので見つけたら飲み比べも楽しいと思います。

グレンモーレンジィはスモーキーさがなく、上品な甘みが主体のフルーティーな味わいになっていますので初心者の方や女性におすすめです。

特に長熟のものは完成度が抜群に良く、ウイスキーの愛好家の方にも評判がいいです。

グレンモーレンジィオリジナルもとても美味しくて、口に含むと紅茶やパッションフルーツやシトラスの味わいが口いっぱいに広がり、甘みが全体に支配し、フィニッシュまで白桃のような甘みに包まれます。

次はスペイサイドのブレンデッドです。

3. シーバスリーガル(スペイサイド)ブレンデッド

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写真はシーバスリーガル12年でこのシリーズのレギュラーボトルです。

アルコール度数40%、700mlで2500円前後かと思われます。

スペイサイドモルトの特徴の華やかな香り、ナッツの香ばしさ、青リンゴ、洋ナシを思わせる爽やかな味や余韻が楽しめます。

アルコールの刺激をほとんど感じさせないため、初心者の方や女性におすすめできます。

シーバスリーガルも年数が18年や25年がありますが、長熟のものほどまろやかでおいしいです。

2015年にはインターナショナル・ワイン&スピリッツコンペティションで金賞、スコッチウイスキーマスターズでも金賞を獲っています。

2. ダルモア(ハイランド)シングルモルト

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写真はダルモア12年、これがレギュラーボトルです。

アルコール度数40度、700mlで8000円前後くらいで手に入ります。

香りはまったりしていますが、味わいはガッツリとしたどちらかというと男性的なモルトです。

マーマレードのようだとよく言われる甘くてまったりした香りが、フルーツやレーズン、ココア、はちみつなどの濃厚な味わいを予想させますが、味わいはレーズンや干しぶどう、ダークチョコなどコクがあり、ほんのりとシナモンも効いています。フィニッシュもウッディなビターテイストです。

ストレートか少量加水がおすすめです。

次は第1位です!ごめんなさい。

1. ザ・マッカラン(スペイサイド)シングルモルト

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なんで「ごめんなさい」かというと私にスコッチのランキングを書かせると必ずザ・マッカランが1位になるからなのですよ。

だって大好きなんだもん、おいしいんだもん!他のどれにも負けないんだもん!

アルコール度数40度、700mlで7000円くらいです。

写真はマッカラン12年、これがレギュラーボトルで、他にもいろいろありますが、18年くらいまでならバーなどでは手が出るお値段かと思われます。

「シングルモルトのロールスロイス」と評される高級感はまさに本物。

写真のマッカラン12年は、シェリー樽で最低12年以上熟成されたモルトで華やかな香りとフルーティーで濃厚な甘みと微かなスパイスが特徴です。

もう、絶対ストレートで飲んでみて!

ちなみにザ・マッカランはラインナップが豊富で「ファインオークシリーズ」はハイボール用に造られていますので「ファインオーク」を飲む時はハイボールで飲んでくださいね。

それではまとめです!

さいごに:スコッチウイスキーおすすめランキングベスト10

いかがでしたでしょうか。
今回もやっぱり「ザ・マッカラン」が強かったですねー。
これを超えるウイスキーはまだ私の前に現れていません。

さ、まとめていきましょう。

  • スコッチウイスキーとはスコットランド産ウイスキーの総称である。
  • スコッチウイスキーにはモルトウイスキーとグレーンウイスキーがあり、単一蒸留所の原酒のみを使って造ったウイスキーを「シングルモルト」、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて造ったものを「ブレンデッドウイスキー」という。
  • スコッチウイスキーは6つの地域に分かれて分類されている。
    (ハイランド、スペイサイド、アイラ、ローランド、キャンベルタウン、アイランズ)
  • 産地により特徴があるが、スコッチウイスキーを名乗るにはイギリスで決められた法律にのっとった方法で造らなければスコッチを名乗れない。

やっぱり私がランキングするとマッカランが勝ってしまう、をまとめに追加しましょうか?

ごめんよ!でも本当に美味しいから。みんな納得のマッカランだから!

というわけで今回はこれでおしまい。

今夜も私はマッカラン飲みまーす。

それではみなさま、ごきげんよう!!

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