ボウモアの味や価格と種類について!シリーズ9銘柄を比較!

ウイスキーの聖地、スコットランドにおいてアイラ系シングルモルトウイスキーとして有名なボウモア。

12年、15年、18年といった年代モノや、ナンバーワン、スモールバッチといった多くの種類があることで知られており、その特徴的な香りや味に評判の高いスコッチウイスキーです。

 

この記事では、そんなボウモアの味や価格、種類とおすすめの飲み方について詳しくご紹介したいと思います。

ボウモアの味や価格

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「ウイスキーの聖地」と呼ばれるスコットランド西海岸にあるアイラ島に蒸留所を置くボウモアは、スコッチの中でもアイラモルトウイスキーと呼ばれ、伝統的な製法で作られています。

 

沢山あるスコッチの蒸留所の中でも、ボウモアは1779年創業とその歴史は古く、ピート採掘や原料となる麦のフロアモルティングといった作業を、創業時から変わらずに自社の職人達が頑に守り続けている老舗でもあります。

そんなボウモア蒸留所が作り出すシングルモルトウイスキーは、蒸留所が冬の寒さ厳しい海辺にあることもあり、他の蒸留所とは違った風味や味わいを持っているのが特徴です。

 

ウイスキーの聖地でこだわりをもって作り上げられたボウモア。

ウイスキー好きなら一度は試してみたいと思いますよね!

 

そこでボウモアの味や値段について詳しく調べてみました。

味は?

ボウモアの味の特徴を挙げるとするなら、海辺の潮風の中で仕込みから蒸留まで作られたボウモアにしか出せない潮の香りが挙げられます。

この潮の香りがボウモアの個性となって全体的な雰囲気を作っているといっても過言ではないでしょう。

 

独特なスモーキーな味わいと風味の中に漂う潮の香りをぜひ感じてみてください。

価格は?

気になるボウモアの価格ですが、こちらは熟成年数や種類によって大きな幅があります。

もっともスタンダードな12年は3,000円台〜ですが、今はもう製造されていないレアな銘柄となると1万円以上の価格のものも。

最も熟成年数が長い25年モノの銘柄だと、製造年によってはかなり希少価値が高いものがあり、とても一般人には手が出せない価格で取引されていたりします・・・。

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では、そんなボウモアのお勧めの飲み方についてご紹介していきます!

おすすめの飲み方は?

ボウモアの特徴は、何と言っても潮風を思わせる香りと、煙で燻したようなスモーキーさ。

そしてその独特の香りの中にほのかに感じるフルーツやチョコレートを思わせるフレーバー。

 

それらを最大限に楽しんでもらうために、ウイスキーそのものの味を邪魔しないストレートやロック、トワイスアップがお勧めです。

しかし、これらの飲み方はボウモアをはじめとするアイラモルトの個性的な味わいに慣れていない方にとっては、少しハードルが高いかもしれませんね。

 

そんな方のために試していただきたいのが、炭酸水で割って味わうハイボールなんです。

ボウモアハイボール

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ここでは、ボウモアをハイボールにした際のお勧めの楽しみ方や、ボウモアハイボールに合う食事についてご紹介したいと思います。

 

ボウモアは、これまでお伝えしているように海辺の蒸留所で作られているため、潮風の香りが特徴です。

その香りは魚介料理とよく合い、ハイボールにすると爽やかな味わいがシーフード料理特有の臭みを消してスッキリした味わいを楽しめるんです。

 

ボウモアをハイボールにする際は、熟成年数の短い12年が初心者にも飲みやすくて良いでしょう。

弾ける泡とともにボウモア特有の香りが広がり爽やかな味わいを感じられますよ。

 

料理に合わせる際は、最後にレモンやライムなどの柑橘類を絞ったりしても爽やかさとスッキリ感が増すので、ぜひお試しあれ。

 

では、次にボウモアの種類についてご紹介しますね。

ボウモアの種類

ボウモアには、熟成年数や製法の違いによっていくつかの種類があります。

種類によっては入手困難なものやほとんど流通していないものもありますのでこちらを参考に選んでみて下さい。

ボウモア12年

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ボウモアのなかでも最もポピュラーで手に入りやすいのがボウモア12年。

いわゆるスタンダードな銘柄で、料亭やバーでボウモアを注文すると基本的に出てくるのがこの12年だと思います。

 

味の特徴としてはスッキリとしたスモーキー感とフルーティー感。軽めのテイストが飲みやすくてハイボールにお勧めの1本です。

 

国内ではサントリーが販売元で、Amazonや楽天などのオンラインショップで購入が可能です。

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ボウモア15年

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バーボンの樽で12年熟成させた原酒を、さらに3年間かけてシェリー樽で熟成させたのがボウモア15年。

 

スタンダードな12年と比べると、深みのあるウッディーな香りとレーズンや蜂蜜を思わせる甘みが感じられます。

 

赤褐色が美しい色合いの1本です。

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ボウモア18年

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こちらもシェリー樽にて熟成させた銘柄で、15年より更にスイートな甘みが際立つ贅沢なモルトウイスキー。

チョコレート系のビターな甘みが特徴のボウモア18年は、ロックでゆっくりと嗜む大人の味といえるでしょう。

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ボウモア25年

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シェリー樽に25年熟成させた濃厚な香りが際立つボウモアも25年ものは、その深みと味わいからロックやストレートがお勧めな1本です。

 

25年ものとなると、値段も格段に変わってきます。

だいたい40,000円〜60,000円での価格設定が基本ですが、時期によって変動しているようなので、ぜひチェックしてみてください。

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ボウモアスモールバッチ

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ボウモアスモールバッジは、ボウモアのなかでもノンヴィンテージ 銘柄の1つ。

 

少量のロットをバーボン樽で熟成する年数は12年よりも短く、キレやドライさが感じられます。

潮風とスモーキー香りと柑橘系の甘味にスパイシーな味わいが特徴。

 

こちらもハイボールで美味しく楽しめる銘柄です。

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ボウモアナンバーワン

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海抜0メートルに位置する第一貯蔵庫で熟成されたモルトウイスキー。

他のボウモアシリーズには無いバニラと潮の香りが融合した個性的な味わいで、その軽やかな香りがハイボールとして楽しむのに最も適しています。

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ボウモアブラックロック

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ボウモアブラックロックは2015年に免税店向けにリリースされた銘柄の1つです。

ボウモアナンバーワンと同じ第一貯蔵庫のシェリー樽でのみ熟成され貯蔵された原酒のみで作られています。

 

スタンダードな12年に比べると、アイラモルト独特のスモーキーさと潮の香りがマイルドなので初心者にはおすすめですね。

 

オンラインショップでの購入は可能ですが、限定品のため品薄状態となっています。

価格は4,000円〜6,000円と手頃ではありますが、ネットオークションでは値上がりも見られるので、興味がある人は早めに入手しておくと良いでしょう。

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ボウモアヴォルト

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ボウモアヴォルトも2017年に限定品として発売されたものです。

 

アルコール度数が51%と高く、色合いがハニーゴールドの明るい色をしているのが特徴の一本です。

 

ボウモアシリーズの中でも、潮の香りがいつまでも永く続くのが特徴。

このフィニッシュはアイラの海の余韻に浸れることでしょう。

こちらも限定で品薄のため価格は12,000円〜15,000円が主流です。

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ボウモアレジェンド

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正規輸入では取り扱いが無く、並行輸入品としてのみ国内で入手可能なボウモアシリーズです。

レジェンドという名前の通り、今では正規のボウモア公式サイトのラインナップからも外されています。

 

熟成年数は12年よりも短い8年ものとの噂が高いです。

 

気になる味わいですが、ヨードの強い風味が特徴で、潮の香りとともに出汁のような風味と甘みが感じられます。

 

また、気になるお値段は、レジェンドの名前から創造するよりもずっとお手頃に購入することが出来るので、是非確認してみてくださいね。

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ボウモアシリーズは色々な種類がありますが、自分に合った銘柄を見つけてみたいものですね。

まとめ

これまで、人気のボウモアシリーズを詳しくご紹介してきました。

 

もう一度簡単にまとめてみますね。

 

最もスタンダードで入手しやすいのはボウモア12年。

これを飲めばボウモアがどんなウイスキーかがわかるでしょう。

 

年代モノは12年、15年、18年、25年と発売されており、熟成年数が長いほどスイートさとまろやかな味わいが増し、独特な潮の香りとスモーキーさも穏やかに感じられる印象ですね。

 

値段も手頃なのがスモールバッジ、ナンバーワン、レジェンド。

スモールバッチはボウモアのなかでもノンヴィンテージ 銘柄の1つで、短い熟成期間のため、キレやドライさが感じられます。

ボウモアナンバーワンは他のボウモアシリーズには無いバニラと潮の香りが融合した個性的な味わいが感じられます。

ボウモアレジェンドはヨードの強い風味が特徴で、潮の香りとともに出汁のような風味と甘みが感じられます。

 

ボウモアブラックロックはアイラモルト独特のスモーキーさと潮の香りがマイルドなので初心者にはおすすめ。

ボウモアヴォルトはシリーズの中でも、潮の香りがいつまでも永く続くのが特徴。

 

これらはどれもハイボールとしても充分楽しむことができるシリーズです。

 

珍しい潮の風味が特徴のボウモアシリーズはいかがでしたか?

ぜひ自分に合った1本を見つけて自分なりの味わい方を楽しんでみて下さいね。

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