バランタインの味と価格や飲み方!シリーズ9種類を比較!

ヴィクトリア女王により王室御用達となった格式ある由緒正しいウイスキー、バランタイン。

今回は、そんなバランタインの味と価格やおすすめの飲み方、シリーズ9種類の銘柄との比較について、詳しくご紹介していきたいと思います!

バランタインの味と飲み方

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バランタインといえば、ブレンデッドスコッチの代名詞のような銘柄です。

どんな味なのでしょうか。

お高いのでしょうか。

まずは、その味と、おすすめの飲み方についてご説明していきます!

味は?

バランタインの独特の風味はどこからくるのでしょう?

その答えは、バランタイン特有の製法に由来します。

 

バランタインは、様々なスコッチウイスキーの原酒がキーモルトとしてブレンドして作られているため、それぞれの個性が重なった複雑な味わいが特徴です。

そのため、味の深みや厚みが増して美味しいとも言われますが、時にはこの複雑に交わる味が苦手だという人も少なくありません。

 

ちなみに、バランタインの全てのレシピは歴代のブレンダーによって決められ、現在も変わっていないそうですよ!

お次は、そんなバランタインの味の決め手となるキーモルトについてご説明します。

バランタインのキーモルトは?

バランタインのキーモルトには一体何が使われているのか?

とても気になるところですが、実はブレンデッドウイスキーのほとんどのキーモルトは公表されていないのが普通です。(企業秘密みたいなものですね)

 

しかしながら、バランタイン17年のキーモルトだけは1937年にマスターブレンダーのジョージ・ロバートソンによって公表されました!

それによると、主要なキーモルトは、「スキャパ」「プルトニー」「バルブレア」「グレンカダム」「グレンバーギ」「ミルトンダフ」「アードベッグ」の7本でバランタイン魔法の7柱とも呼ばれています。

 

この魔法の7柱以外にも様々な原酒が加えられているそうですが、これ以外の銘柄や量については一切公表されていません。

おすすめの飲み方は?

そんな高級感と格式のあるバランタインのおススメの飲み方ですが、バランタインの特徴でもある芳醇で華やかな香りが充分に堪能できるのが「フレグランススタイル」という楽しみ方!

そのやり方は、まず大ぶりのグラスを用意し、そこへかち割りの氷を2〜3個入れたらバランタインを注いでマドラーでグラスに霜がつくまでステア、そのままゆっくりと味わって口に含むというやり方です。

 

この方法を使うと、バランタインの特徴的な香りを一層強く感じることができ、豊かで心地よいアロマを堪能することができます!

フレグランススタイルの他には、ハイボールもおススメです!

ハイボールもおすすめ

おなじみの、ウイスキーを炭酸と1:3で割る人気スタイル。

炭酸の爽快感がバランタイン本来のコクと香りを引き出し、料理との相性も高めてくれるので日常の様々なシーンで手軽に楽しむことができます。

 

自宅に炭酸水とバランタインを常備しておけばいつでもバランタインの芳醇な香りを手軽に楽しむことができますよ。

さて、次の項目では、バランタインの種類について詳しくご紹介します。

バランタインの種類

バランタインの銘柄は製法や年代によってどのような違いがあるのか。

価格はどうなのか?

シリーズ9種類を比較していきたいと思います!

バランタインファイネスト

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バランタインの中でもスタンダード・スコッチにおけるベストセラーと言われる定番中の定番がこのバランタインファイネスト。

40種類ものモルト原酒をブレンドしているため、なめらかな味わいと風味を極限まで追求したというこだわりを感じますね!

価格は?

バランタインファイネストの気になる価格ですが、日本でも通販サイトで購入することができます。200mlから1750mlまで異なるサイズのボトルが販売されていますので、用途に合わせて選ぶと良いですね!

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バランタインハードファイヤード

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2017年より新登場した、バランタインの新しい通年シリーズ。

内側を炎で焦がした樽で熟成させる『ハードファイヤーリング』という新しい製法を使うことで、甘みと、ほのかなスモーキーさをプラスしています。

スタンダードなファイネストにちょっぴり飽きてきたら、ぜひこちらを試してみてください。

価格は?

価格はバランタインファイネストの2倍くらいの価格ですが、リーズナブルな部類です。

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バランタイン12年

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厳選した40種類以上の原酒を12年以上熟成させて作られたバランタイン12年。

その味わいはまろやかで上品なのが特徴です。

また、バランタイン12年は色合いが黄金色で美しいのも特徴の1つ。

まさに英国王室御用達の風格を感じる一本と言えそうですね!

価格は?

そんな高級感溢れるバランタイン12年ですが、価格は意外にもお手頃で日本でも入手しやすいものとなっています。

色合いが美しいので、お部屋のインテリアとして飾っても格調高い感じがするので、1本身近において楽しんでみてはいかがでしょうか?

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バランタイン17年

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1937年に発売されて以来、揺るぎない地位を誇るバランタイン17年。

スコットランド各地の厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を40種類以上ブレンドした、スコッチウイスキーの名門ブランドとして有名です!

17年以上の長期熟成によって織りなす奥行きのある深い気品ある香り、繊細で複雑な味わいは発売当時から現在に至るまで多くのウイスキーファンを魅了し続けています。

価格は?

格式と由緒あるバランタイン17年。

やはり、価格を調べてみると他のバランタインシリーズに比べて値段は高めと言えます。

しかしながら、やはりこの歴史とネームバリューを考えるとこの金額を払っても飲んでみる価値があると言わざるを得ません!

ウイスキー好きならぜひ一度は飲んでみるべき1本と言えるでしょう。

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バランタイン21年

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2007年に発売された比較的新しいボトルで、最低21年以上の熟成期間を経て作られているのがこちらの21年。

長い熟成を経ているためコクが深くまろやかな味わいが特徴で、リンゴを思わせる甘く芳醇な香りとドライシェリーのような余韻を放つのが特徴です!

また、2016年のIWSCでは最優秀金賞を受賞しており、味と品質には申し分ありません。

ウイスキー好きなら味わっておくべき一本と言えますね。

 

価格は?

そんな業界からも評価の高いバランタイン21年ですから、価格はとても気になるところ。

実際、値段は決して安いとは言えません(笑)

しかしながら、これだけの評価と評判の高いバランタインの21年ものなので、その価値を考えたら妥当とも言えるのではないでしょうか。

頑張った自分へのご褒美として、まさに特別な日に自分のために飲みたい1本ですね!

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バランタイン30年

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30年にもおよぶ長い年月をかけて熟成されるのがこちらのバランタイン30年。

樽の中で30年以上も静かな時間を過ごすことで、余韻の深い味わいとなっているのが特徴です。

香りは柔らかくほのかに甘く香りつつ、奥深い繊細な味わいが「まるで美しい記憶を遡るようだ」と例えられているそう。

これはマニアならずとも垂涎の一本となることまちがいなし!

価格は?

品格高いバランタインの誇る熟成期間30年ものというだけあって、バランタイン30年の価格はかなりお高めです!

日常的に飲むお酒というよりは、貴重品として愛でるという嗜み方が似合うお酒と言えます。

庶民には気軽に飲めるお酒ではないかもしれませんが、一度味わうことができたら周りに自慢できそうですね!

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バランタインマスターズ

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バランタインの三代目マスターブレンダーのジャック・ガウディ氏が、自分のプライベートで楽しむためにブレンドしたボトルを再現したのがこちらのバランタインマスターズ。

発売が2014年と最近作られたボトルですが、長期熟成のモルト原酒やグレーン原酒が
ブレンドされ、まさにブレンダーの技術とこだわりが集結したフルーティーでクリーミーな甘みを感じる1本となっています。

価格は?

気になるバランタインマスターズの価格ですが、こちらは比較的シリーズの中では手に入りやすい価格と言えるでしょう。

決して「安い!」と言える価格ではありませんが、ブレンダー自身が飲みたくて作った一本ってすごく興味ありませんか?

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バランタイングレンバーギー15年

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バランタインと言えばブレンデッドウイスキーの老舗として有名ですが、こちらのバランタイングレンバーギー15年はシングルモルトとして登場しています。

というのも、バランタインをブレンドする際にその中核を担っているキーモルトの1つがグレンバーギーなのですが、他の味に混ざることなくじっくりグレンバーギーだけを堪能したいという要望に応え、特別にシングルモルトとして2018年に発売したのがこちらのバランタイングレンバーギーなのです。

価格は?

そんな特別な理由から発売された、気になるバランタイングレンバーギーの価格ですが、現在は比較的入手しやすい価格になっています。

しかし!

こちらは、2018年の発売時に限定5000本で売り出されているため、今後その数が減ってくることは言うまでもありません。

特に、在庫本数が減るにつれて価格も上昇していくと思われるので、気になる人は入手しやすい今のうちに手に入れておくべきだと言えるでしょう。

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バランタインミルトンダフ15年

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こちらもバランタイングレンバーギー同様、バランタインの中核を担うキーモルトの1つとして知られているミルトンダフをシングルモルトとして登場させたもの。

ばらんタイングレンバーギーと同時に発売され、グレンバーギー同様、愛好家達の注目を集めています!

バランタインミルトンダフの味の特徴としては、シナモンを思わせるスパイシーな香りと味。グレンバーギーのフルーティーな余韻に比較すると対照的な味わいと言えそうです。

価格は?

こちらも気になる価格ですが、比較的入手しやすい価格ではあるものの、バランタイングレンバーギー同様に5000本限定での発売となっています。

特にバランタインが発売したシングルモルトという評判もありますので、今後価格が上がることは必至!

手に入れやすい時に購入して手元に置いておきたいところですね。

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まとめ

ここまで、バランタインの発売している銘柄について詳しくご紹介してきました!

 

まとめると、

 

◎バランタインファイネスト・・・バランタインの中でもスタンダード・スコッチにおけるベストセラーの定番。40種類のモルト原酒をブレンド。

 

◎バランタイン12年・・・厳選した40種類以上の原酒を12年以上熟成させて作られている。味わいはまろやかで上品。

 

◎バランタイン17年・・・1937年に発売されて以来揺るぎない地位を誇る。

17年以上の長期熟成によって奥行きのある深い気品ある香りと繊細で複雑な味わいが特徴。

 

◎バランタイン21年・・・2007年に発売された比較的新しいボトル。

最低21年以上の熟成期間を経て作られ、甘く芳醇な香りと余韻が深い。

2016年のIWSCでは最優秀金賞を受賞。

 

◎バランタイン30年・・・30年にもおよぶ長い年月をかけて熟成。余韻の深い味わいが特徴。

価格も破格の高額ではあるがそれに見合う品質と価値のあるマニアにはたまらない逸品。

 

◎バランタインマスターズ・・・バランタインのマスターブレンダーがプライベートで楽しむためにブレンドしたボトルを再現したもの。

2014年に発売された最近のボトルで、ブレンダーの技術とこだわりが集結した1本。

 

◎バランタイングレンバーギー・・・バランタインをブレンドする際に中核となるキーモルトのグレンバーギーを特別にシングルモルトとして登場させたもの。

2018年に5000本限定で発売。

 

◎バランタインミルトンダフ・・・バランタインをブレンドする際に中核となるキーモルトのミルトンダフを特別にシングルモルトとして登場させたもの。

バランタイングレンバーギーと同時に発売された5000本の限定品。

という感じになっています。

 

由緒正しいバランタインですが、比較的手に入りやすい銘柄もあるのでぜひ身近なところから楽しんでみて下さいね!

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