今回は「スキャパ」のご紹介です!

スキャパといえばスコッチに分類されていて、いわゆる「アイランズ」のウイスキーです。

 

「アイランズ」といえばなんとなく潮っぽいとか磯っぽいとかというイメージですが、スキャパは磯っぽさが全くないとはいいませんが、どちらかというとマイルドでフルーティーな最北端に位置するわりにはトロピカルなイメージなのです。

 

ご存知ですか?スキャパはあの「バランタイン」のキーモルトにもなっている大変重要なモルトなのです!!

今回の記事では

 

  • スキャパの味や価格
  • おすすめの飲み方
  • スキャパの種類
  • 各銘柄のご紹介

 

をお伝えしていきますよ!

どうぞ最後までお付き合いくださいねー!

スキャパウイスキーの味や価格と飲み方

スキャパ蒸留所はスコットランドのオークニー諸島のいちばん大きな島、メインランドにあります。

スキャパ蒸留所は1990年代には操業停止や蒸留所閉鎖の危機にさらされながらも、なんとか存続してきました。

 

2004年にアライド社が蒸留所を改装、11月に再稼動してからは小さな蒸留所ながら5人のクラフトマンが手作業でウイスキーを造っています。

 

いろいろな人の手で守られてきたスキャパ蒸留所のウイスキーのご紹介をしていきます。

まずはお味から。

味は?

バーボン樽で熟成しているため、バニラの香りやなめらかな甘さが際立っています。

 

年代ものはすべて終売となり、今はノンエイジで日本向けのスキャパスキレンイギリス向けのスキャパグランサが造られていますが、スキレンはノンピートで造られ、グランサはピートタイプになっています。

 

どちらもフルーティーな甘さが特徴です。

気になるお値段はというと、

価格は?

スキレンは700mlで6000円前後

グランサは幅が広いですが、700mlで8000円~9000円を少し超えるくらいの価格になっているようです。

 

終売になっていて品薄ですが、

12年が700mlで1万円前後、14年が700mlで2万円を少し超えるくらい、16年も700mlで2万円を少し超えるくらい、30年は700mlで7万円前後くらいで手に入るようです。

 

さすがに年代ものは希少なこともあってお値段も高いですね。

それでは各銘柄のおすすめの飲み方をご紹介していきましょう。

おすすめの飲み方

スキレンはロックにするとスキャパ本来の味わいと氷が溶けるにつれ変化していく味わいの奥深さを感じることができます。

 

また、ハイボールにするとさわやかな甘みが引き出され、香りも炭酸と共に甘くさわやかに口の中に広がっていくのが感じられます。

 

グランサはトワイスアップにするとフローラルさやフルーティーさが際立ち、スモーキーさがやわらぎます。

年代ものはロックやストレート、または少量加水でおいしくいただけるのではないでしょうか。

 

それではスキャパの銘柄のご紹介に移ります。

スキャパの種類

終売になってしまいましたが、スキャパ10年~30年までの年代ものはありました。

現在はノンエイジでスキレンとグランサが発売されています。

スキャパスキレン

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スキレンはノンピートの麦芽を使用していますが、仕込み水が硬度が高くピートがたくさん含まれているために、わずかにピート香が感じられます。

 

スキレンは熟成に100%ファーストフィル(バーボンなどを造った後の樽を初めて使用すること)のバーボン樽を使っているので、より深いバニラ香が楽しめると思います。

 

香りはバニラの香りはもちろんのこと、洋ナシやパイナップル、トロピカルフルーツを思わせる甘い香りとフローラルな香り、味わいはメロンのようなさわやかな甘さとバニラの甘さで、余韻もさわやかな甘さが長く続きます。

 

 

それでは、次はピートタイプのグランサのご紹介を。

スキャパグランサ

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ピーチやパイナップルのようなフルーティーな香りとバニラの香り、味わいも甘くフルーティーでフローラルな香りの中にスモーキーな香りも感じるようになります。

 

余韻にもスモーキーさが感じられるボトルになっています。

スキレンもグランサもフルーティーでフローラルなのは変わらないようですね。

 

とてもおいしそうで飲みやすそうですし、初心者の方にも飲んでみてほしいですね。

 

次は終売してしまった年代もの、まずは12年からのご紹介です。

スキャパ12年

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終売していますが2000年代前半くらいまでは流通していたようです。

 

でもちょうどスキャパ蒸留所が閉鎖の危機に直面していた時期とかぶるのであまり生産もされていなかったのでは、と思われます。

 

スキャパはバランタインのキーモルトになっているために1990年代の操業危機の時もハイランドパークの職人がスキャパを造っていたそうですから、スキャパとしてよりバランタインの方に原酒が回っていたのかもしれません。

 

香りはバニラやプラムの香り、味わいはカラメルやプラムのさわやかさがあり、余韻はオークや磯の香りが残ります。

やわらかで繊細な味わいのボトルになっています。

 

次は14年もののご紹介です。

スキャパ14年

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こちらも2010年に終売しています。

 

香りはバニラやナッツ、味わいははちみつやバニラ、オレンジピールとバーボン樽熟成ならではという感じですね。
ライトなボディながら、麦の味はしっかりしています。

 

熟成年数もちょうどいい感じなのに、12年や14年は不人気だったらしいという話も聞いています。

スキャパは16年ものがレギュラーボトルとされており、やはり蒸留所の不景気が影響しているのでは、と思っています。

 

それではスキャパのレギュラーボトルだった16年もののご紹介です。

スキャパ16年

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かつてのレギュラーボトルだった16年が終売したのが2015年の3月です。

その後継品として「スキレン」と「グランサ」が発売されました。

 

16年は長熟である分、甘みや香りが素晴らしいです。

 

香りはオレンジ、アプリコット、バニラ。

味わいはオレンジ、バニラ、カスタードクリームやナッツを思わせます。

余韻はスパイシーでオークの香りがします。

 

少量加水で甘みや香りが広がり、余韻も長くなります。

まだバーなどでは置いてある店もありますので、出会ったら飲んでみてください。

 

 

それでは最後は30年もののご紹介です。

スキャパ 30年

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このスキャパは「スキャパ30年1988カスクストレングスコニサーズチョイス(ゴードン&マクファイル)」という銘柄です。

 

ゴードン&マクファイル社という会社は市場にまだシングルモルトが出回っていなかった時代からシングルモルトをボトリングして販売していた会社なのです。

 

生産本数は148本のみなので、もちろん終売していますが、探せば高いですが買えるところもあります。

香りは煮込んだ洋ナシやレモンピールの香り、フローラルでフレッシュなバニラの香りもします。

 

味わいは濃厚でクリーミーな甘さがチョコレートのほろ苦い味わいとマッチしていてバランスが良く、ナッツの風味も感じ、そこにグレープフルーツの風味も加わり、ドライな印象に。

 

余韻はドライなトロピカルフルーツとチョコレートが長く長く続きます。

アルコール度数も53.8度と高めです。

 

でもおいしいんでしょうねー。

こんなのを飲める人がうらやましいです。

 

さて、これでスキャパのご紹介は終わりです。

それでは、まとめに入りますよ。

まとめ

今回はスキャパについての記事でしたが、終売品が多く、スキャパに苦しかった時代があったことが分かっていただけたのでは、と思っています。

 

でも、「スキレン」と「グランサ」を筆頭にまた再建されたスキャパを楽しみにしていてください。

 

  • スキャパ蒸留所はスコットランド、オークニー諸島のメインランドにある。
  • スキャパ蒸留所は小さな蒸留所で優秀な5人のクラフトマンでウイスキーを造っている
  • 新しい銘柄の「スキレン」は日本用に、「グランサ」はイギリス用に造られた。
  • 「スキレン」はノンピート、グランサはピートタイプで造られている。
  • 「スキレン」「グランサ」共にフルーティーで甘く、飲みやすいので初心者の方には向いている

 

こんなところでしょうか。

危機から立ち上がってまだ15年、しかも少人数で造っているため、まだまだこれからの蒸留所です。

 

でもこれからが楽しみな蒸留所でもあります。

要チェックですね!

暑くなってきましたし、こういうフルーティーでさっぱりした甘さのハイボールがおいしい季節になってきました。

 

ぜひお試しになってみてくださいね。

それではみなさま、ごきげんよう!!

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