今回はアイランズ・モルト・ウイスキーを大特集!
蒸溜所がある島の名前を全部言えますか?
今回は、スコットランドの島めぐりをしながらアイランズ・モルト・ウイスキーを学びましょう!
- アイランズ・モルト・ウイスキーとは?
- アイランズ・モルト・ウイスキーの味や特徴とおすすめ銘柄
などなどの内容でお送りします。
それではアイランズ・モルト・ウイスキーの世界へご案内しますよー!
アイランズ・モルト・ウイスキーとは?
スコットランドの北側から西側に点在する6つの島々で造られているシングルモルトウイスキーを総称してアイランズ・モルト・ウイスキーと呼んでいます。
西側にはアイラ島もあるのですが、アイラ島だけは蒸溜所の数が多いことと、その強い個性からアイランズとは区別されています。
それではアイランズ・モルト・ウイスキーの味や特徴とはどういったものなのかをご紹介しようと思うのですが・・・
アイランズ・モルト・ウイスキーの味や特徴とおすすめ銘柄
アイランズは島という共通点はあるものの、北側と南西部では気候も違い、味や特徴は各蒸溜所のウイスキー造りの取り組み方によっても大きく変わるため、一口にどうとは言えません。
なので、島ごとに分けて味や特徴、おすすめの銘柄をご紹介することにしました。
まずは2つの蒸溜所があるオークニー諸島からご紹介していきましょう。
オークニー諸島
スコットランドの北に位置するオークニー諸島にはハイランドパーク、スキャパの2つの蒸溜所があります。
オークニー諸島のピートにはヘザーが多く含まれているために、ピートを焚いてもヘザーの甘い香りが混じるのが特徴です。
スキャパ蒸溜所は終売品が相次ぎ、現在はスキャパ・スキレンというシングルモルトをリリースしていますが、価格は少し高めの設定になっています。
その点ではハイランドパーク蒸溜所は安定していると言えますね。
ここではハイランドパーク蒸溜所のシングルモルトをおすすめ致しましょう。
ハイランドパーク12年ヴァイキング・オナー
ピーティーでスモーキーな風味とヘザーの華やかで甘い風味がうまく調和したウイスキーです。
アルコール度数40度、700mlで3,000円台で手に入ります。
ピート香は強くは感じられないので飲みやすいですよ。
甘みの中にほんのりと潮気も感じられてバランスのいい美味しさのウイスキーです。
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次はルイス島のご紹介です。
ルイス島
スコットランドの北西にある島で、2008年に出来たアビンジャラク蒸溜所があります。
まだウイスキーの生産量も少ないので日本では馴染みが薄いですね。
味の方は私は飲んでいないので何とも言えませんが。
売ってはいるので興味のある方はどうぞ。
アビンジャラク
ちゃんとシングルモルトですよ。
アルコール度数46度、500mlで5万円以上するようですね。
たぶんアルコールみの強い若いウイスキー特有の味がすると思いますが。
新しいもの好きの方にはたまらないかもですね。
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次はスカイ島をご紹介します!
スカイ島
スコットランド西側にあるスカイ島にはタリスカー蒸溜所があります。
ピーティーでソルティーでスパイシーな海を感じさせる味わいが特徴ですね。
タリスカーはジョニーウォーカーなどのキーモルトとしても活躍しています。
インパクトのある味わいでファンの多いタリスカーからスタンダードな10年をおすすめします。
タリスカー10年
ピートの香り、スモーキーさと潮気の中にドライフルーツのような甘み、そしてペッパーのようなスパイシーさと複雑な味わいが楽しめるボトルです。
アルコール度数46度、700mlで3,000円台くらいで手に入ります。
ロックやストレートでもいいですが、ハイボールがよく合いますよ。
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次はマル島をご紹介しましょう!
マル島
スコットランド西側にあるマル島にはトバモリー蒸溜所があります。
トバモリー蒸溜所ではノンピートのトバモリーと、ピートを効かせたレダイグという銘柄のシングルモルトを造っています。
個性がより強いのはレダイグの方ですね、ピーティーでオイリーでソルティーでスパイシーです。
しかし、ノンピートのトバモリーもなかなかやんちゃな味わいですよ。
アルコールみも強いですし、ソルティーで荒っぽさを感じますね。
ここではトバモリーをおすすめしたいと思います。
トバモリー10年
ドライでスパイシーな味わいです。
アルコール度数は46.3度、700mlで5,000円台とお安いとは言えない価格。
こういうの好きな人は好きだと思います。
華やかでフルーティーで・・・っていうのが好きな人には向きませんね。
なかなかの暴れん坊将軍です。
試してみます?私はもう少し華やかさが欲しいタイプなので遠慮しまーす。
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次は優しいジュラ島のウイスキーのご紹介ですよー!
ジュラ島
スコットランド西側のアイラ島の近くにあるジュラ島にはジュラ蒸溜所があります。
こちらもノンピートとピートを特に強く効かせた2つのタイプのシングルモルトを造っています。
ジュラ蒸溜所のウイスキーは甘くまろやかな味わいが特徴です。
ピートの効いたタイプでも、どこかまろやかさを感じるのがジュラらしいです。
おすすめはスタンダードなアイル・オブ・ジュラ10年を。
アイル・オブ・ジュラ10年
はちみつやフルーツの甘みが感じられる優しいウイスキーです。
アルコールの刺激も少なめで飲みやすいですよ。
アルコール度数40度、700mlで4,000円前後で手に入ると思います。
アイラ島の近くで造られているとは思えない味わいです。
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次は超おすすめのアラン島のウイスキーのご紹介です!
アラン島
スコットランドの南西部に位置するアラン島にはアラン蒸溜所があります。
アラン蒸溜所が造るシングルモルトはフルーティーでモルティーな甘みがあり、いろいろな樽で後熟した香りの良いウイスキーが多いのが特徴です。
日本でも人気がありますね!私も大好きです。
とりあえずスタンダードなアラン10年をおすすめします!気に入ったら後熟モノも試してみてくださいね!
アラン10年
バニラやフルーツの甘い香りにフルーティーでちょっぴりスパイシーな味わいの人気のボトル。
最近新ラベルになりましたね。
アルコール度数46度、700mlで4,000円台と価格もお手頃なのが魅力です。
お値段以上の美味しさですよ!
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6島すべてのご紹介が終わったところで、まとめに入りましょう!
まとめ
6つの島のウイスキーの特徴やおすすめ銘柄をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
華やかな香りのウイスキーもあり、荒々しい海を感じさせるウイスキーもあり、まろやかで優しいウイスキーやフルーティーなウイスキーなど島によって個性的な違いを見せるアイランズ・モルト・ウイスキー。
いろいろ試してスコッチの面白さを存分に楽しんでくださいね!
それではまとめます。
- アイランズ・モルト・ウイスキーとはスコットランドの北から西にかけて点在する6つの島々で造られているシングルモルトウイスキーのことである
- アイランズ・モルト・ウイスキーの味や特徴は島により違う
以上ですね!
今はまだ日本ではあまり馴染みの浅いルイス島のアビンジャラク蒸溜所が、今後どんなウイスキーを造ってくれるのかということがとても楽しみですね。
もう少し待ってみましょう!美味しいウイスキーが届きますように!
それでは今回はここまでです。
みなさま、ごきげんよう!!