今回はロイヤルロッホナガー!久しぶりのスコッチです。
しかもロイヤル!何?この高級感しかないワード!?
いつものウイスキータイムがゴージャスになるかも!?
そんなウイスキーについてお話します。
- ロイヤルロッホナガー12年の評価は?
- 英国王室御用達?ビクトリア女王も愛飲?
- ロイヤルロッホナガー12年の味と価格
- ロイヤルロッホナガーの銘柄を比較
といった内容でお送りしていきます〜^^
それではまず、気になるロイヤルロッホナガー12年の評価から始めましょう。
ロイヤルロッホナガー12年の評価は?
ロイヤルロッホナガー12年のお話をする前に少しロイヤルロッホナガーについてご説明しておきましょう。
ロイヤルロッホナガー蒸溜所はハイランド地方にある小さな蒸溜所です。
ロッホナガーとは「岩の露出した湖」という意味。
ここで造られた原酒はジョニーウォーカー青ラベルにも用いられています。
いきなり高級なウイスキーの名前が出てきて驚かれた方もいるかもですね。
さて、それでは気になるロイヤルロッホナガー12年の世間の評価を聞いてみましょう!
・甘い香りでまろやか。上品な味わい。
・コスパが良い
・ハイボールにも合う
など好印象ですね。
上品という表現に高級なイメージを重ねてしまいますが、そこで気になってくるのがこのウイスキーの名前にある「ロイヤル」というパワーワード。
実はこの「ロイヤル」とは英国王室御用達を表しているのです。
さて、それではここでロイヤルロッホナガーと英国王室との関係を探ってみましょう!
英国王室御用達?ビクトリア女王も愛飲?
1845年に設立されたロッホナガー蒸溜所はその3年後にロイヤルワラント(王室御用達の証)を授与され、ロイヤルロッホナガー蒸溜所と名を変えました。
きっかけは当時の女王であるビクトリア女王が蒸溜所の近くのバルモラル城で夏の間を過ごすようになったこと。
蒸溜所の設立者であるジョン・ベッグ氏が女王に招待状を出したところ、翌日本当に女王とアルバート公が訪れ蒸溜所を見学していったのです。
そして数日後にエリザベス女王よりロイヤルワラントが授与され、以降エドワード7世、ジョージ5世と3代にわたってロイヤルロッホナガーは王室御用達となりました。
現在はロイヤルロッホナガーはロイヤルワラントを保持していませんが、チャールズ皇太子の財団に贈ったシングルカスクが30年の熟成を経てボトリングされるなど王室との関わりは続いています。
上の写真はそのボトルです。
2018年11月14日、チャールズ皇太子の70歳の誕生日にボトリングされ、少数ながら抽選販売もされました。
味の方は想像するしかありませんが、手にすることができたラッキーな方たちを楽しませていることでしょう。
特別なボトルは手に入れられなくてもロイヤルロッホナガーには私たちでも手に入れることができるボトルがあります。
それがロイヤルロッホナガー12年です。
次はこのボトルについてご紹介していきますよ!
ロイヤルロッホナガー12年の味と価格
こちらはロイヤルロッホナガーの定番ボトルとして発売されている12年ものになります。
気になる味や価格について調べてみました。
味は?
味わいはフルーティーで甘くまろやかな口当たりですがやや強い酸味が良いインパクトを与えてくれます。
香りは甘やかさの中に紅茶や香木のようなニュアンスもあり繊細で複雑です。
品よくまとまりの良い上質なスコッチですね。
気になるお値段ですが。
現在の価格は?
700mlで4,000円前後で手に入ります。
ネットでもわりと価格に開きがあり、安いところでは3,000円台前半で出ているようですよ。
気になる方は比較検討なさってくださいね。
それでは次はロイヤルロッホナガーのいろいろな銘柄を比較していきたいと思います!
ロイヤルロッホナガーの銘柄を比較
ロイヤルロッホナガーは定番の12年の他にもいろいろなボトラーズから発売されている商品もあります。
ここでは4つのボトルをご紹介していきます!
ロイヤルロッホナガー30年
こちらは先ほどご紹介したチャールズ皇太子ゆかりのボトルとは別の30年もののボトルになります。
UD社(ユナイテッド・ディスティラリー社)のレアモルトセレクションから発売されたボトルです。
30年という超熟でありながらアルコール度数56.2度もあり、なかなかパンチがあります。
フルーティーで麦芽感もあるしっかりした味わいと深みのある繊細な香りがとても贅沢です。
長熟ものは良い感じの枯れ感があるものが多い印象ですが、こちらは枯れどころか力強さが感じられるボトルです。
もう手には入らないのが残念ですね。
次もボトラーズから!19年もののご紹介ですよ。
ロイヤルロッホナガー 2000
こちらはエディションスピリッツ社のファーストエディションズシリーズから発売されたロイヤルロッホナガー2000です。
2000年に蒸溜され、19年の年数を経てボトリングされています。
アルコール度数55.5度のカスクストレングスで、濃厚なフルーツの甘みやしっかりとした麦芽感があり、スパイスと柑橘系フルーツの香り、長い余韻が魅力の飲み応えのあるボトルになっています。
こちらはまだネットでは手に入るところもあるようですね、価格は15,000円以上します。
同じ蒸溜所の原酒でもボトラーズから出ているものは味わいに変化があっていろいろ試してみるのも楽しいですよ。
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次はディアジオ社からのボトルのご紹介です。
ロイヤルロッホナガー ダブルマチュアード ディスティラーズエディション
ディスティラーズエディションはディアジオ社が展開しているシリーズで、熟成させた原酒を異なる樽で後熟させてからボトリングしています。
現在ロイヤルロッホナガー蒸溜所はディアジオ社の傘下にあります。
このボトルはマスカットカスクウッドで後熟されていて爽やかな酸味をまとった香りがプラスされているのです。
味わいは12年と似ているようですが甘みが強いのでこのマスカットカスクウッドの特性がうまくマッチしていると思います。
アルコール度数は40度なので飲みやすいですよ。
価格は6,000円台ほど、手に入りにくいとは思いますが探せば見つかるかもしれません。
次はお高いこのボトルのご紹介!
ロイヤルロッホナガー セレクテッド リザーブ
もともと高級品ではあったのですが、当初17,000円ほどで手に入ったこのボトルは現在は4万円台になっているそうです。
驚きすぎてのっけから値段の話をしてしまいました。
甘みと酸味のバランスが良く、スパイシーさを感じる芳醇でエレガントな味わいはロイヤルロッホナガーらしさがとても出ていると思います。
ピート感もあって美味しいですよ。
エイジング表記はありませんが深みがあり熟成感も感じられます。
アルコール度数も43度と程よい感じ。
悪くない、悪くないはずだよ!だって4万円もするんだもの!!
でもやっぱり値段しか入ってこない・・・
いやいや!芳醇で繊細、エレガントでロイヤルな高級ウイスキーでございますよ!
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銘柄のご紹介はこれくらいにしてそろそろまとめに入りましょう!
まとめ
ロイヤルロッホナガーについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか。
繊細でありながらどんな飲み方をしても崩れない強さもあり、優秀なウイスキーだと思います。
それではまとめます。
- ロイヤルロッホナガーはハイランド地方のウイスキーである
- ロイヤルロッホナガーの原酒は生産量が少ないため希少である
- ロイヤルロッホナガーはブレンデッドのキーモルトとしても使用されている
- ロイヤルロッホナガーは英国のビクトリア女王から3代にわたりロイヤルワラントを授与されていた
以上です。
ロイヤルロッホナガーは希少価値が高くあまり見かけることはないかもしれませんが、ハイランドらしい味わいを守り続けている良いウイスキーだと思います。
まだお試しでない方は是非一度味わってみてくださいね。
それでは今回はここまでです。
みなさま、ごきげんよう!