ウイスキーはカクテルに使われることも多いですが、実は、ハイボールやウイスキーコークなど定番系意外にも、ご紹介したい美味しい飲み方がたくさんあります!
今回は、ウイスキーを使ったおうちで簡単に作れるカクテルから、ひと手間加えて本格派のカクテルまで、厳選17選のレシピをご紹介していきます。
ウイスキーカクテル簡単レシピ17選!
今回は、おうちで簡単に作れるレシピと、ひと手間加えて作る本格派と2つに分けてご紹介します。
ひと手間といっても大したことないんですけどね。
シェーカーでシェークしたり、ミキシンググラスで合わせてカクテルグラスに注いだり、フルーツを飾ったりするくらいです。
それでは簡単なレシピからお伝えしていきます。
おうちで簡単カクテル!
ハイボール
材料
ウイスキー・・・45m
ソーダ・・・適量(ウイスキー1:ソーダ3〜4)
⒈グラスに氷をたっぷり入れてウイスキーを入れます。
しっかりと混ぜて、ウイスキーとグラスを冷やします。
⒉ソーダを適量注ぎます。
⒊マドラーでたてに1回だけ混ぜて完成です。
おなじみのハイボールは、食中酒にも持ってこいですね!
ソーダを入れてから、混ぜすぎないことがポイントです^^
ウイスキーコーク
材料
ウイスキー・・・45ml
コカ・コーラ・・・適量(ウイスキー1:コーラ3〜4)
⒈グラスに氷をたっぷりと入れてウイスキーを適量入れます。
しっかりと混ぜて、ウイスキーとグラスを冷やします。
⒉コーラを適量注ぎます。
⒊マドラーで軽く混ぜて完成です。
ウイスキーストレートが苦手な方にもおすすめ。
好みでレモンを絞って入れるとさっぱりします。
ウイスキーマック
材料
スコッチウイスキー・・・40ml
ジンジャーワイン・・・20ml
⒈オールドファッションドグラスに、氷を入れます。
⒉スコッチウイスキーとジンジャーワイン入れ、軽くステアして出来上がりです。
イギリスで定番のカクテルです。
ジンジャーワインとは、イギリス生まれの生姜のリキュールで、ジンジャーの根を粉砕し、乾燥させたものを白ワインに浸し、熟成されたものです。
こちらも材料を合わせるだけでできてしまいます!
ジンジャーのスパイスさが、後に引く美味しさです。
アイリッシュコーヒー
材料
アイリッシュウイスキー・・・30ml
ブラウンシュガー・・・1tsp
ホットコーヒー・・・適量
生クリーム(泡立てたクリーム)・・・適量
- アイリッシュグラスに、ブラウンシュガーとホットコーヒー注ぎます。
- アイリッシュウイスキーを注いでステアします。
- その上に生クリームを適量のせて完成です。
アイルランドのシャノン空港で生まれた、ホットカクテルです。
アイリッシュグラスがなければ、耐熱グラスで中身が見える透明のものならなんでもOKですよ!
グラスは、事前にお湯で温めておくことをオススメします。
ホットカクテルなので、ウイスキーの香りはより感じやすく、体も芯から温まります。
寒い日に飲みたいカクテルですね。
ホットウイスキートディ
材料
ウイスキー・・・45ml
角砂糖・・・1個
お湯(70〜80度)・・・適量
好みでレモンスライスやグローブ
- 温めておいた耐熱グラスに、角砂糖とお湯を少量入れて角砂糖を溶かします。
- ウイスキーとお湯を好みの量入れてステアし、ロングスプーンをつけます。
ウイスキーのお湯割りがこちら。
ウイスキーとお湯の割合は、1:2〜1:4を目安に好みの濃さに調整してみてください。
さらに、レモンやオレンジスライス、ミントなどを入れて爽やかにしてみてもいいですし、グローブやシナモン、ナツメグなどのスパイスを入れてみてもいいですよ!
アイリッシュコーヒーよりも、軽く飲みやすいです。
カウボーイ
材料
バーボンウイスキー・・・40ml
生クリーム・・・20ml
- シェイカーにバーボンウイスキーと生クリーム入れて、シェイクします。
- カクテルグラスに注いで完成です。
ウイスキーの辛さが、生クリームによりまろやかな口当たりになり、食後にオススメのカクテルです。
牛乳で作る場合は、ウイスキーの1.5〜2倍の牛乳を入れてステアするだけでもカウボーイを味わうことができます。
続いて、ひと手間加えただけで本格的になるレシピをご紹介します!
ひと手間加えて本格派カクテル!
ゴッドファーザー
材料
スコッチウイスキー・・・45ml
ディサローノアマレット・・・15ml
- オールドファッションドグラスに、氷を入れます。
- スコッチウイスキーとディサローノアマレットを入れて、ステアして完成です。
映画「ゴッドファーザー」にちなんで作られたカクテル。
これも、合わせるだけで本格派のカクテルに。
ディサローノアマレットは、あんずの種を原料に作れたリキュールですが、甘くてほろ苦いアーモンドに似た香りが特徴で、スコッチウイスキーと合わせるとほのかに甘い香りが際立ちます。
ミントジュレップ
材料
バーボンウイスキー・・・60ml
ミントの葉・・・3〜4枚
砂糖・・・2tsp
水またはソーダ・・・適量
- コリンズグラスに、ミントの葉と砂糖と少量の水を入れ、ミントを潰しながらよく砂糖を溶かします。
- クラッシュドアイスを入れて、バーボンウイスキーと水20mlを注ぎます。
しっかりステアして完成です。
ミントの残りやチェリー、オレンジやレモンスライスを飾るとよりさっぱりフルーティに。
ジョンコリンズ
材料
スコッチウイスキー・・・60ml
レモンジュース・・・20ml
砂糖・・・2tsp
水かソーダ・・・適量
- シェーカーに、スコッチウイスキーとレモンジュース、砂糖を入れてシェークします。
- コリンズグラスにシェークしたものを注ぎ、氷とソーダを適量入れステアして完成です。
スコッチウイスキーにレモンスカッシュを合わせたようなカクテルで、甘すぎず飲みやすいです。
レモンスライスやチェリーなどをグラスに飾ると雰囲気が出ていいですよ^^
ラスティネイル
材料
スコッチウイスキー・・・40ml
ドランブイ・・・20ml
- オールドファッションドグラスに、氷とスコッチウイスキー入れます。
- ドランブイを注いで、軽くステアして完成です。
ドランブイは、スコッチウイスキーベースの薬草系リキュールです。
ドランブイによって、甘みの強いカクテルができます。
氷を溶かし、甘みを調整しながら好みの味を見つけてくださいね。
ドランブイをアマレットに変えれば「ゴッドファーザー」、ジンジャーワインに変えれば「ウイスキーマック」になりますよ!
マンハッタン
材料
バーボンウイスキー(またはライウイスキー)・・・40ml
スイートベルモット・・・20ml
アロマチックビターズ(アンゴスチュラビターズ)・・・1dash(5〜6滴)
チェリー・・・1粒
レモンピール・・・適量
- ミキシンググラスに、氷を数個入れ、アロマチックビターズを入れます。
- そこにバーボンウイスキーとスイートベルモットを入れ軽くステアします。
- カクテルグラスに注ぎます。
- カクテルピックに刺したチェリーをカクテルの中に落とし、レモンピールを絞りかけて完成です。
スイートベルモットは、ハーブやスパイスなどの香りがつけられた白ワインです。
アロマチックビターズ(アンゴスチュラビターズ)とは、芳香のあるビターズ(苦味酒)で、アンゴスチュラの樹皮を主原料に10種類以上草根木皮のエキスをスピリッツで浸出して作られたものです。
香草・薬草系の代表的なリキュールで、カクテルのアクセントによく使われます。
スイートベルモットやチェリーの程よい甘みを感じつつ、バーボンウイスキーの芳醇な香りを楽しむことができます。
チェリーを飾ることで見た目も楽しめて、レモンピールを絞りかけることで、爽やかな口当たりになります。
ニューヨーク
材料
バーボンウイスキー・・・45ml
ライムジュース・・・15ml
グレナデンシロップ・・・1tsp(5g程度)
シュガーシロップかパウダーシュガー・・・1tsp(5g程度)
好みでオレンジスライス・・・1枚
- シェイカーに、バーボンウイスキーとライムジュース、グレナデンシロップとシュガーシロップ入れてシェークします。
- カクテルグラスに注いで完成です。
グレナデンシロップは、ざくろの果汁と砂糖で作られるノンアルコールの赤いシロップです。
シェークするときに、オレンジスライスを1枚入れてシェークするとより香りがよくなります。
バーボンウイスキーにライムを合わせるとさっぱりとした口当たりで、グレナデンシロップの甘みでバーボンウイスキーの美味しさが引き立ちます。
ハイランドクーラー
材料
スコッチウイスキー・・・45ml
レモンジュース・・・15ml
シュガーシロップ・・・1tsp
アロマチックビターズ(アンゴスチュラビターズ)・・・2dash(10滴程度)
ジンジャーエール・・・適量
- シェーカーに、スコッチウイスキーとレモンジュース、シュガーシロップとアロマチックビターズに氷を入れて、シェークします。
- コリンズグラスに氷を入れて、注ぎます。
- ジンジャーエールを適量注いで、軽くステアして完成です。
スコッチウイスキーの故郷である、ハイランド地方をイメージして作られています。
スコッチウイスキーの味を活かしつつ、レモンジュースとジンジャーエールでさっぱり飲めるカクテルです。
オールドアライアンス
材料
スコッチウイスキー・・・20ml
カカオリキュールホワイト・・・20ml
カシスリキュール・・・20ml
生クリーム・・・適量
刻んだチョコレート・・・少量
- ミキシンググラスに、氷とスコッチウイスキー、カカオリキュールホワイトとカシスリキュールを入れて、ステアします。
- カクテルグラスに注いで、生クリームをゆっくり注ぎ、刻んだチョコレートをふりかけて完成です。
スコッチウイスキー協会が、フランスをイメージして作ったオリジナルカクテルです。
ウイスキーとカカオホワイト、カシスの甘みがそれぞれ感じつつをしっかりと感じつつ、生クリームでまろやかな口当たりになります。
刻んだチョコレートをふりかけることで、カカオの甘みをより際立て、食後のデザート代わりのカクテルです。
オールドファッションド
材料
バーボンウイスキー(ライウイスキー)・・・45ml
アロマチックビターズ(アンゴスチュラビターズ)・・・2dash(10滴程度)
角砂糖・・・1個
厚めにスライスしたオレンジ・レモン・ライム・・・適量
- オールドファッションドグラスに、角砂糖とアロマチックビターズを入れ、角砂糖に染み込ませます。
- クラッシュドアイスを7分目まで入れ、バーボンウイスキーを入れます。(ここでステアはしないでくださいね。)
- スライスしたオレンジ・レモン・ライムを飾ります。
- マドラーを添えて完成です。
ここでは、あえてステアせずに角砂糖やスライスフルーツを潰しながら飲んでもらうために、マドラーを添えます。
フルーツなどを潰しながら飲むので、甘みや柑橘の酸味などいろんな味を楽しめるカクテルです。
ロブロイ
材料
スコッチウイスキー・・・45ml
スイートベルモット・・・15ml
アロマチックビターズ(アンゴスチュラビターズ)・・・1dash(5滴程度)
飾りチェリー・・・適量
- ミキシンググラスに、スコッチウイスキーとスイートベルモット、アロマチックビターズを入れてステアします。
- カクテルグラスに注いで、カクテルピンに刺したチェリーを落として完成です。
マンハッタンは、バーボンウイスキーを使用しますが、ロブロイはスコッチウイスキーを使用するので、別名「スコッチ・マンハッタン」と呼ばれます。
スコッチウイスキーは、酸味やアルコールの刺激の後に甘さを感じるので、バーボンウイスキーのようなカラメルのようなしっかりとした甘さはなく、マンハッタンよりも甘みが抑えめな印象です。
ロバートバーンズ
材料
スコッチウイスキー・・・45ml
スイートベルモット・・・15ml
アロマチックビターズ(アンゴスチュラビターズ)・・・1dash(5滴程度)
ペルノ・・・1dash(5滴程度)
- ミキシンググラスに、スコッチウイスキーとスイートベルモット、アロマチックビターズとペルノに氷を入れて、ステアします。
- カクテルグラスに注いで完成です。
ペルノは、アニスシードをはじめ15種類のハーブから作られたリキュールです。
ロバートバーンズとは、スコッチウイスキーを愛したスコットランドの詩人の名前からつけられたとされています。
ロブロイをアレンジした作り方です。
ペルノを加えることで独特のスパイシーの香りが漂い、ロブロイよりも苦味やスパイシーさを感じたいときに、オススメしたいのがロバートバーンズです。
ウイスキーカクテルまとめ
ウイスキーカクテルは、いかがでしたか?
レシピが多数あったので、使っている材料をもう一度まとめていきますね。
簡単なカクテル
・ハイボールとウイスキーコーラ
ウイスキー1:ソーダかコーラ3〜4で割る。
・ウイスキーマック
ウイスキー、ジンジャーワイン
・アイリッシュコーヒー
アイリッシュウイスキー、ブラウンシュガー、ホットコーヒー、生クリーム(泡立てたクリーム)
・ホットウイスキートディ
ウイスキー、角砂糖、お湯、好みでレモンスライスやグローブ
・カウボーイ
バーボンウイスキー、生クリーム
ひと手間加えて本格派カクテル
・ゴッドファーザー
スコッチウイスキー、ディサローノアマレット
・ミントジュレップ
バーボンウイスキー、ミントの葉、砂糖、水またはソーダ
・ジョンコリンズ
スコッチウイスキー、レモンジュース、砂糖、水かソーダ
・ラスティネイル
スコッチウイスキー、ドランブイ
・マンハッタン
バーボンウイスキー(またはライウイスキー)、スイートベルモット、アロマチックビターズ、チェリー、レモンピール
・ニューヨーク
バーボンウイスキー、ライムジュース、グレナデンシロップ、シュガーシロップかパウダーシュガー、好みでオレンジスライス
・ハイランドクーラー
スコッチウイスキー、レモンジュース、シュガーシロップ、アロマチックビターズ、ジンジャーエール
・オールドアライアンス
スコッチウイスキー、カカオリキュールホワイト、カシスリキュール、生クリーム、刻んだチョコレート
・オールドファッションド
バーボンウイスキー(ライウイスキー)、アロマチックビターズ、角砂糖、厚めにスライスしたオレンジ・レモン・ライム
・ロブロイ
スコッチウイスキー、スイートベルモット、アロマチックビターズ、飾りチェリー
・ロバートバーンズ
スコッチウイスキー、スイートベルモット、アロマチックビターズ、ペルノ
以上16選でした。
家で簡単にできるものばかりなので、一人でまったり飲むときだけでなく、友人と家で飲むときにも、いろんな飲み方で楽しんでみてはいかがでしょうか。