
今回は、竹鶴ピュアモルトシリーズをご紹介します!
終売になった竹鶴ピュアモルト12年をはじめ、17年、21年、25年、シェリーウッドフィニッシュ、そして、竹鶴ピュアモルト。
すべての魅力を余すことなくご紹介致します。
あなたもこれで竹鶴ピュアモルトシリーズのとりこに。
また、竹鶴ピュアモルトを使ったチョコレートもご紹介いたします。
竹鶴政孝と妻、リタの生涯をかけた最高傑作をご堪能下さい♪
竹鶴政孝とリタのウイスキーへの情熱
2014年にNHKの朝の連続テレビ小説で大人気だった「マッサン」。
ニッカウヰスキー創始者である竹鶴政孝氏と妻、エリー(本当の奥様の名前は「リタ」)の夫婦愛と、竹鶴氏のウイスキー造りにかける情熱や、エリーの内助の功を描いた名作になりましたね。
竹鶴氏は留学先のスコットランドの蒸留所をあちこち見て周り、「本物のウイスキー」を造るために、奔走していた先で、後に妻となるリタに出会い、プロポーズの際、自分はここに残ってもいいとさえ言ったといいます。
しかし、リタは竹鶴氏は日本に戻るべきだと言い張り、ふたりで日本で本物のウイスキー造りをすることになるのです。
リタの故郷、スコットランドはスコッチの名産地。
現在はニッカウヰスキー北海道工場のある余市町とリタの故郷、イースト・ダンバートンシャイア市は姉妹都市になっています。
そんなふたりが人生をかけて造ったウイスキーは今も思いは受け継がれ、さらに磨きがかかった素晴らしいものとなっています。
ふたりの理想を受け継いだウイスキーをご紹介致しましょう。
竹鶴ピュアモルトの味や価格
竹鶴ピュアモルトは、2013年にノンエイジの製品として誕生しました。
2014年には竹鶴ブランドの竹鶴12年が終売になり、それに取って変わる商品となりました。
「マッサン」の影響力はすさまじく、竹鶴12年は飛ぶように売れ、品薄状態が続き、もう在庫が追いつかなくなってしまったのです。
長くウイスキーを熟成させることはもう難しいものになってしまいました。
そして、最近はノンエイジの製品が増えていくことになっています。
しかし、熟成期間が短いからといってまずいわけではありません。
若いお酒には若いお酒に合う飲み方もあります。
価格もお求めやすくなっていますので、ぜひ、お試しください。
味は?
上質のモルトだけで仕上げただけあって、香りがよくて、とても飲みやすいウイスキーに仕上がっています。
やわらかく甘い香りで、なめらかな口当たり。
味わいはまろやか、後味はすっきりと爽やかです。
価格は?
参考小売価格は3000円ですが、現在、ネット販売では4,000円〜5000円程度で売られているようです。
ノンエイジにしては、ちょっとお高いですね〜。
ですが、山崎や白州、響ほどの高騰ではないので、まだ許せるところかと。
ハイボールもおすすめ!
飲み方としては、やはりハイボールが合うのではないかと思います。
香りも感じられますし、後味も良いので、ハイボールにすると、スイスイ飲めてしまいそうですよね。
若いウイスキーで癖がないので、とても飲みやすいハイボールになると思いますよー。
竹鶴の種類
一口に竹鶴といってもこれほど種類の多いウイスキーは少ないのでは?と思われるほどの種類があります。
当然、味や価格、おすすめの飲み方なども変わってきますので、ひとつずつご紹介していきますね。
竹鶴12年
西暦2000年を記念して、発売された竹鶴シリーズ第1弾。
残念ながら、12年は終売しています。
では、その味はどんなだったのでしょう。
味は?
飲みやすく、華やかな香り。
フルーティーでバニラ系の香りは宮城峡の影響か。
後からピート香が感じられるが、こちらは余市の影響か。
絶妙なバランスで素直においしい!
ロックがおすすめ。薄くならないうちに飲んでね!
価格は?
当初の参考小売価格は660mlで2450円でした。
レトロバージョンのもので角瓶でした。
その後、700mlのバージョンが出たのですが、嘘ぉ!って思ってしまいますが、やっぱり2000円台だったのです。
現在は・・・。。(プレミア~!)
終売
先ほど述べた通り、竹鶴12年は2014年に終売してしまいました。
「マッサン」人気ですねー。
お求めやすい価格もあったんでしょうねー。
飛ぶように売れちゃって原酒が無くなりそうになってしまったのです。
これはヒジョーにまずい!竹鶴氏に叱られてしまう。
必死に生み出した努力の結晶が無くなってはいけない!と、いうわけで、終売です。
竹鶴17年
さて、12年は仕方なく終売してしまいましたが、17年は残されました。
こちらは2001年に発売されたようです。
せっかく造ったプレミアムウイスキーを無くしてたまるか!執念です。
それでは、その味をご紹介です!
味は?
花のような甘い香り、甘すぎず、辛すぎず、クリアで丁寧な造りで、風格さえ感じます。
長期熟成由来の熟成香、深い味わいと重厚感。
甘さの後から来るスモーキーな味わい。
ぜひ、ストレートで飲んでみてくださーい。
ロックもいいけどね!
価格は?
嘘やろ?って思ってしまうんですが、当初の参考小売価格4000円。
現実は、2万円前後です。
そう、そうやんな。おかしいと思った。そんな安いわけないと思った。
現在は終売
終売情報がどこからも出てきませんでした。
一度、ガセで終売するっていう情報があったらしいんですが、ミニボトルだけでした。
でもこの高騰ぶりはやっぱり終売か休売してるんですかね。
でもニッカさんのサイトにはまだちゃんと載ってますし。
品薄なだけ?
竹鶴21年
21年はすごいですよ。
ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で2006年を初めに、6回も金賞を取ってます。
おいしくないわけないやん!
分かってるけど、お味のご紹介しますねー。
味は?
少し濃い目の黄金色、なめらかでフルーティーな香り。
豊かで濃厚な香りとコク、まろやかな口当たりの後に、徐々にくるどっしりとした深みと繊細な香り。
まさに至高!
絶対ストレートで飲んでみてー!
価格は?
2014年当初は9500円前後だったそうです。
現在は、平均価格33000円くらい。
みんな頑張ってー!
竹鶴25年
竹鶴25年は年間数量限定品です。
選ばれし者だけが飲んで良し!
だって原酒が少ないんですもん。
このお酒も毎年のようにいろんな世界的な賞を受賞しています。
さっきのISCでは2009年に、ウイスキー部門最高賞の「トロフィー」を受賞してます。
お味の紹介いくよー!(おいしいって分かっててもする!)
味は?
「雅」を意識して造られています。
複雑で繊細、豊かに広がる芳醇な樽の甘い香りと、ほのかな香りのビターなピート感。
味はおだやかな甘さ、そして、後に幾重もの香味が残る秀麗な味わい。
書いてる本人がもう何を言ってるのかよく分からない。
でも、いろんな香りや味が感じられるんですよ。
これも絶対ストレートで飲んでー。
取りあえずストレートで味わってみてー。
価格は?
一応、7万円ってことになってるけど。
当然、そんな値段で買えるわけないです。
調べたところ、だいたい15万円くらい。
でもピンキリ。
10万円ちょいで買える時期もありました。
かなり振り幅があるので、お安い時に狙ってみてくださいね!
(まあ、決して安くはありませんが・・)
現在の価格はこちらで確認してみてください〜
竹鶴ピュアモルトシェリーウッドフィニッシュ
これ、絶対おいしいと思うんです。
飲んでみたい。(飲んだことないのバレた!)
限定品のノンエイジなんですけど、シェリー樽モルトとリメード樽モルトをヴァッティングした後で、シェリー樽で追加熟成させてるんですよ。
リメード樽って何よ?って人のために、ちょっと説明すると、樽の鏡板を新しい樽材に交換したもののことです。
これによって新しい樽のオークの甘みと、古い樽のまろやかさを引き立てるってわけ。
いい感じでしょ?
気になるお味は?
味は?
フローラルな香りにバニラ香が加わる。
味は、はちみつやレモネードのような感じで、シンプルでスムース。
わずかなほろ苦さの後から上質なシェリーが漂う、らしいです!
おいしそう!
価格は?
参考小売価格3500円。
現在は・・・orz
高い・・・想像以上に高い。
竹鶴を使った生チョコレートが発売!
日本で初めて生チョコレートを作ったお店、シルスマリアさんが竹鶴ピュアモルトを使った生チョコレートを作ったんですよー。
このお店は、他にも日本酒や芋焼酎を使った生チョコレートも作っているんです。
「竹鶴ピュアモルト生チョコレート」は16粒入りで1500円。
シルスマリアさんは横浜のみなとみらい線「馬車道駅」から徒歩3分。
お近くの方はぜひ、味わってみてくださいねー。
まとめ
竹鶴ピュアモルトいろいろのご紹介、いかがでしたでしょうか。
- 竹鶴ピュアモルトシリーズは竹鶴政孝氏と妻、リタさんの努力の結晶。
- 2013年竹鶴ピュアモルト発売。おすすめはハイボール。
- 竹鶴12年は終売ながら高値で手に入れることができる。
- 竹鶴17年も人気商品。深い味わいと重厚感を試してみていただきたい。
- 竹鶴21年も豊かで濃厚な香りとコク。ストレートでどうぞ。
- 竹鶴25年は数量限定品。雅で秀麗。複雑なお味を楽しめた方は幸せ者。
- 竹鶴ピュアモルトシェリーウッドフィニッシュは品薄なせいかすごく高い。
でもおいしそうすぎる。 - 横浜のシルスマリアさんが「竹鶴ピュアモルト生チョコレート」を発売。
いろいろ書いたけど、何もかもがおいしそうで、でもお高くなってて、でも飲みたい!食べたい!の嵐でしたね。
それではここまでお付き合いくださったみなさん、有難うございました。
それでは、また^^
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