サントリーオールドウイスキー特級とは?飲み方と味や価格を比較

クラシックギターのイントロからのクセが強い歌詞

「ラン ボン ビィラン シュビラディ~ オデ~エ~エエ~オォ~♪」

のCMソングでおなじみのサントリーオールドウイスキー。

國村隼さんと伊藤歩さん出演のCMをみなさん一度は見たことあるのでは?

 

コチラのウイスキーは1950年に発売されて以来68年もの歴史を持つ日本ウイスキー界の超大御所的な存在なんです。

 

高級感のあるラベルとは裏腹に、寸胴で丸みを帯びた愛くるしいボトルの見た目から「ダルマ」や「タヌキ」なんてかわいらしい愛称で呼ばれているように昔から日本中で愛され続けてきたんですね。

和食に合うようにデザインされたウイスキーなので、日本中で受け入れられたのも納得です。

ウイスキーと和食ってなんだか違和感ありますよね?

 

今回はそんなサントリーオールドの愛され続ける魅力をお伝えしようと思います。

国内に出回っていたウイスキーの33%を占めていたモンスター級のサントリーオールドの魅力とは?

 

さらに、なかなかお目にかかることのできない「サントリーオールド特級ラベル」の謎に迫っていきましょう。

サントリーオールドウイスキーの飲み方

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何はともあれ、ストレート、ロックとハイボールを作ってサントリーオールドを実際に飲んでみましょ~。

味は?

まずはストレート。

 

スモーキーさが控えめでクセが無いので、和食の繊細な風味の邪魔をせずに食事の際にも飲みやすいという印象を受けました。

口に含んだ瞬間、シェリーフレーバーもしっかり感じ取れて甘さとまろやかさが口の中に広がります。

 

物足りない方には、燻製チーズとの相性バッチリといった感じです。

 

次はロックで。

飲み始めから徐々に氷が解けるとともにまろやかさが増す印象を受けました。

クセが無いのでシングルモルトのような独特の香りが弱く、ウイスキーが苦手と言う方も飲みやすい部類ではないでしょうか。

 

最後はハイボール。

ストレートでも飲みやすい部類のウイスキーなので、ハイボールにしてしまうとウイスキー党の方には多少物足りないのでは?という印象を受けました。

ただ、ウイスキー初心者の方や女性の方には「ちょっと高級なハイボール」といった楽しみ方ができるテイストに仕上がっています。

評価は?

普段何気な~く飲んでいた銘柄なのですが、改めてテイスティングするとさらにおいしく感じることが出来ましたね。

 

ストレートとロックではシッカリしたウイスキー感を堪能することが出来ます。

特に和食との相性は抜群でお寿司屋さんや割烹料亭で人気があるのも納得です。

価格は?

価格は、1600円台から1800円台の間で手に入れることが出来るようです。

インターネットでは、タイミングによってお得に手に入れることもできるので、チェックしてみてください。

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サントリートリスウイスキー(700mL)が700円前後で入手できることを考えると若干お高くなりますが、トリスウイスキーよりも本格的で高級感を味わえるウイスキーとしては妥当なお値段ですよね。

サントリーオールドはハイボールで

以上のようにサントリーオールドは、他のブレンデットウイスキーと比べてクセが無くスコッチのようなシェリー樽風味が特徴的なので、ロックやストレートで飲まれる方が多い印象です。

 

しかし、ウイスキーはアルコール度数が40%以上とかなり高めなので口に含んだ時のアルコール感がどうしても苦手な方や女性の方にはハイボールがお勧めです。

普段はロック派ストレート派の男性の方も、おいしいハイボールの作り方を秘かにマスターしてご自宅で披露されてはいかがでしょうか?

 

そんな自宅でお手軽にできちゃうウイスキーの魅力を120%引き出せる究極のハイボールの作り方を、ウイスキー工場に勤務されているウイスキーマイスターさんに聞いてきました。

 

サントリーウイスキーマイスター直伝・究極のハイボールの作り方

  1. グラスいっぱいに氷を入れる
  2. グラスが冷えるまでマドラーで氷をかき回す
  3. 溶けた水を捨てる(ウイスキーが薄まるのを防ぐ)
  4. ウイスキーを注ぐ(お好みの量でOK)
  5. ウイスキーを冷やすために再度氷をかき回す(最後にそそぐ炭酸が飛ぶのを防ぐ)
  6. 溶けた分の氷を追加
  7. 出来るだけ氷に当たらない様にゆっくりと炭酸を注ぐ
  8. マドラーでグラスの底から持ち上げるように一度だけそっとかき混ぜる(重要)

以上のように自宅で究極のハイボールをお試しください。

 

さらに、一味違うサントリーオールドウイスキーがこの世に存在しているのを皆さんご存知でしたか?

 

店頭ではなかなかお目にかかることのできない~なんて言われたら、一度でいいから飲んでみたいと思いますよね~。

 

主にネットショップ上で取引されている「ウイスキー特級」の文字が目印のレアボトルに迫っていきましょう。

サントリーオールド特級とは?

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一般の酒屋さんやスーパーではなかなかお目にかかることができない「サントリーオールド特級」とは幻のウイスキーなのか?

そんなことはないのですが、実はすでに製造されていない商品なんです。

 

1989年の酒税法改正以前に製造されたボトルには「ウイスキー特級」というようなウイスキーの等級を表記したラベルが貼られていて現行品と容易に見分けることが可能です。

ウイスキー特級とは、1989年以前に製造されたウイスキーのなかで最上位という意味です。

 

特級の他には、一級と二級という等級が存在していたようで、これは「原酒含有率」によって分類されていました。

特級:20%、一級:10%以上20%未満、二級:10%以下といった感じですね。

つまり、特級は一番クオリティーが高い最高級品として販売されていた代物と言うことです。

 

現在、サントリーオールド特級は古酒としてネットオークションなどに出品されているんです。

 

古酒といえば泡盛のイメージがあって沖縄のお土産屋さんなどで見かけたことがありましたが、ウイスキーにも古酒として認識されているレアなものがあったのには驚きです。

 

半世紀以上前のウイスキーはどんな味なのか?

値段も高そう!?

 

ますます興味が湧いてきたのでリサーチしてみました。

味は?

保存環境や条件によって味はまちまちのようです。

保存状態が悪いものだと倉庫の埃っぽさまで雑味として混ざっているとの声も...。

 

ただ、保存状態の良いものであれば製造年や製造工場によって味や風味の違いが多少のあるようなので、ワインの様な楽しみ方ができるんですね!

サントリーオールドの楽しみ方の一つとして是非試してみましょう。

評価は?

現在古酒として取り扱われている「サントリーオールド特級」ボトルはモノによって当たりはずれはあるものの、作られた場所や年代で違ったテイストを楽しめるという嗜み方を新たに発見できたのは大きな収穫でした。

 

これから少しずつコレクションを増やしてどの年代のどこで作られた特級品が一番おいしいのかリサーチを続けてみようと思います。

価格は?

価格は安いものでは3000円から、高いものでは40000円台のものまで様々でした。

サントリーオールド特級リンク・・・

    • 製造年代
    • 製造工場
    • 限定ラベルモノ
    • 箱付き

などの商品説明を見ると、骨董品コレクションのような感覚で取引されているんですね。

骨董品なんて言うとコレクター心をくすぐられてしまいます。

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サントリーオールドウイスキーまとめ

これまでお伝えしてきたようにサントリーオールドウイスキーをまとめると

 

  • 高度経済成長期には国内に出回っている1/3がサントリーオールドだったというモンスターブランド。
  • サントリートリスウイスキーと比べると倍くらいのお値段だが高級感を味わえる。
  • クセが無く本場スコッチ寄りの親しみやすいテイスト。
  • 飲み方はストレートかロックがオススメで和食との相性抜群。
  • 「特級ラベル」と呼ばれる1989年以前に製造されたレアモノオールドウイスキーが古酒として密かに出回っている。
  • ワインのように生産地や年代によってテイストの違いを楽しめる。

 

以上のように、今回は約70年もの間日本で愛され続けているサントリーオールドについてお伝えしてきました。

 

一昔前は高級ウイスキーとして嗜まれていたサントリーオールドウイスキーですが、最近ではお家で飲める価格の高級志向ウイスキーだと思いますので皆さんもぜひお試しあれ。

 

さらに、レアボトルの楽しみ方も魅力的なのでいくつかコレクションして飲み比べてみるのはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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