今回のテーマは、スペイサイド・モルト・ウイスキーです!
スコッチの代表格といっても過言ではない銘柄がずらりと並ぶスペイサイド・モルト・ウイスキー!
美味しい銘柄がたくさんありすぎてどれにしようか悩んでしまいますねー。
- スペイサイド・モルトとは?
- スペイサイド・モルトの味や特徴
- スペイサイド・モルトのおすすめ銘柄7選!
などなど、スペイサイド・モルトの魅力をたっぷりとお送りしていきます!
スペイサイド・モルト・ウイスキーとは?
スコットランドのスペイサイド地方で造られるシングルモルトウイスキーのことです。
スペイサイド地方はハイランド地方の東部にありハイランド地方に含まれていますが、ウイスキーの産地を表す場合はスペイサイド地方はハイランド地方とは別に表されています。
理由はスコッチウイスキーの半分ほどがこのスペイサイド地方で造られていると言ってもいいくらい、スペイサイド地方にはたくさんの蒸溜所があるからなのです。
それでは、スペイサイド・モルト・ウイスキーの味や特徴はどのようなものなのでしょうか。
スペイサイド・モルト・ウイスキーの味や特徴
スコッチウイスキーの中でも特に華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴的です。
ヘザーの花から採れるヘザーハニー(蜂蜜)のような香りや甘みがウイスキーを彩ります。
ヘザーの花とは日本ではヒースとも呼ばれる上の写真の花で、スコットランドの初夏と初秋に咲く白や紫色のツツジ科の植物です。
スペイサイド・モルト・ウイスキーは初心者の方にも飲みやすいのでおすすめできますし、華やかな風味は女性受けも良いのではないかと思います。
それではスペイサイド・モルト・ウイスキーのおすすめの銘柄をご紹介していきましょう。
スペイサイド・モルト・ウイスキーおすすめ銘柄7選!
スコッチの代表格ともいえる銘柄が集まっているのがこのスペイサイド・モルト・ウイスキーです。
外せない定番はもちろん、個人的におすすめの銘柄も合わせてご紹介します!
まずはド定番ウイスキーからです。
ザ・マッカラン
みなさまご存知の「シングルモルトのロールスロイス」のマッカランです。
お高いイメージですが12年なら700mlで7,000円ほどで手に入ります。
18年以上になるともういいかな、と思うくらいお高くなりますが・・・
アルコール度数も40度とウイスキーとしては高くはなく、非常に甘く芳醇な香りとフルーティーでスパイシーで濃厚な味わいは、飲みやすく満足度の高い仕上がりです。
しかし最近の若い人達の間では「マッカランはおじさんの飲み物」という風潮もあり、避けられているようです。
若い人達にはマッカランは価格が高くて手が出ないのと、おじさん達の一部に強烈な「マッカラン信者」がいることが原因で「おじさんくさい飲み物」となっているようですね。
私がマッカラン好きと知ってそう教えてくれた若くてカッコいいお兄ちゃん、君はちょっと損をしていると思うよ。
とりあえず、飲んでみて。
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さて、次もスペイサイドを代表するウイスキーのご紹介です。
ザ・グレンリベット
グレンリベットも人気のあるボトルですね!
ピートを使用しないことで香りをよりエレガントなものにしています。
このグレンリベット12年は華やかなトロピカルフルーツのような香りと、バニラやはちみつのような芳醇な甘さは非常に飲みやすく、手に取りやすい価格ということもあって人気があるのも納得できますね。
アルコール度数40度、700mlで3,000円台くらいです。
私の友人にもグレンリベットのファンの人がいますが、ボトラーズから発売されるグレンリベットはすぐ売り切れるのでチェックを欠かさないと言ってました。
スペイサイドの人気銘柄は強烈なファンが多いみたいですね。
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次もド定番銘柄のご紹介ですよ!
ザ・グレンフィディック
グレンフィディックはシングルモルトとして初めて発売された銘柄です。
グレンフィディック12年はアメリカンオークとスパニッシュオークで12年以上熟成された原酒を使用して造られています。
洋ナシのような爽やかな香りとやさしい甘みが特徴で、全体にクセがなく上品で飲みやすい銘柄です。
アルコール度数40度、700mlで3,000円台とお手頃な価格も魅力ですね。
だいたいこのグレンフィディック、前のグレンリベット、マッカランの3銘柄がスペイサイドを代表する銘柄と言っていいのではないでしょうか。
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グレンフィディック12年がお気に召した方はこちらも試してみてはいかがでしょうか?
グレングラント
グレングラント10年です。
こちらもクセがなくとても飲みやすい飽きのこないボトルです。
バニラの香りや、洋ナシのようなフルーティーさでライトな味わい。
アルコール度数40度、700mlで3,000円台で手に入ると思います。
リンゴやイチゴなどの生のフルーツとの相性が良く、スッキリとした甘さで後口がいいので気に入っています。
爽やかなウイスキーがお好みならおすすめですよ!
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次はシェリー好きにおすすめのウイスキーのご紹介です。
ベンリアック
ベンリアック12年シェリーウッドです。
シェリー、オロロソ、ペドロヒメネスの3つの樽で熟成した原酒を使用しています。
美しい色合いで、それぞれの樽の特徴が混じり合って多層的な風味が楽しめますよ。
ダークチョコやブドウの香り、甘くフルーティーな味わいとスパイスが次々と押し寄せます。
アルコール度数は46度と少し高めですが、思ったより気にならないと思います。
700mlで5,000円台くらいと価格は少し上がりますが、おすすめのボトルです。
よろしかったら是非お試しくださいね!
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次も私のおすすめのボトルですよ!
バルヴェニー
バルヴェニー12年ダブルウッドのご紹介!
バーボン樽で熟成した原酒をヨーロピアンオークのシェリー樽で後熟したウイスキーです。
はちみつやフルーツを感じる甘い香りと、熟成感のある重厚な味わいで飲み応えのあるボトルになっています。
アルコール度数40度、700mlで6,000円台と安いわけではありませんが、値段にしてはお得感のある仕上がりだと思いますよ。
美味しいです!
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次で最後!イチ推しボトルのご紹介です。
モートラック
モートラック12年です。
スペイサイドのダフタウンの中で一番古い蒸溜所であるモートラック蒸溜所は造られるウイスキーの力強い味わいから「ダフタウンの野獣」と呼ばれています。
このモートラック12年はその猛々しい呼び名にしては上品な仕上がりだと思うのですが、アメリカンオークとヨーロピアンオークの2種類の樽で熟成することで芳醇さを色濃く出しています。
スパイスの香りやベリーのようなフルーツを思わせる香りに、チョコレートヤジャムのようなコクのある味わい、口当たりはなめらかです。
アルコール度数43.4度、700mlで6,000円台ほどとお安くはないですが、価値のあるボトルだと思います。
モートラックらしい力強さを求めるなら16年、18年あたりをおすすめしますが、12年もなかなか良いですよ。
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それではまとめに入りましょう!
まとめ
スペイサイドのウイスキーのご紹介はいかがだったでしょうか。
私は個人的にスペイサイドのウイスキーが好みなこともあって、今回ご紹介するウイスキーはちょっと迷いました。
華やかな香りとフルーティーでスパイシーな味わい、バランスの良いウイスキーが非常に多いと思います。
それではまとめです。
- スペイサイド・モルト・ウイスキーとはスコットランドのスペイサイド地方で造られるシングルモルトウイスキーのことである
- スペイサイド地方はハイランド地方の一部であるが、ウイスキーの生産地としては別々に表されるのが普通である
- スペイサイド・モルト・ウイスキーの味の特徴は華やかな香りと甘くフルーティーな味わいである
以上ですね!
スコッチ初心者の方にも飲みやすい銘柄がたくさん揃っているのがスペイサイド・モルト・ウイスキーです。
華やかで芳醇な香りに包まれながらゆったりとグラスを傾けるのは至福のひとときですよ!
手に取りやすい価格のものも多く揃っていますので、お気に入りの1本を見つけてくださいね。
それでは今回はここまで。
みなさま、ごきげんよう!!