カルヴァドスとは?味や飲み方とおすすめ銘柄5選!瓶の中にりんごが丸ごと!?

今回はカルヴァドスですよー!!

りんごのブランデーのカルヴァドス、アレンジもいろいろできて楽しいですよ!

 

お料理やお菓子作りにも使えます。

食べても飲んでもおいしいカルヴァドスをご紹介致します!!

 

今回の記事では

 

  • そもそもカルヴァドスとは何か?度数や味は?
  • カルヴァドスのおすすめの飲み方や合うおつまみについて
  • カルヴァドスを使ったカクテルいろいろ
  • 瓶の中にりんごが丸ごと入っているカルヴァドスはどうなってるのか?
  • おすすめ銘柄5選!

 

についてお伝えしていきます。

最後までごゆっくりお付き合いくださいませ!

 

それではまずはカルヴァドスとは?という基本的な疑問にお答えします。

カルヴァドスとは?

フランスのノルマンディー地方で造られるりんごを原料としたブランデーをカルヴァドスと言い、この地域以外で造られたものはカルヴァドスと名乗ることは許されず「アップル・ブランデー」と呼び分けられています。

 

カルヴァドスを名乗るにはAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)で定められた条件をすべてクリアする必要があります。

 

熟成期間を2年以上設けることや、単式蒸留を2回行うことなどがこの条件に入ります。

 

ノルマンディー地方の中でもペイ・ドージュ地区で造られるカルヴァドスが最高級と言われています。

 

それでは気になるアルコール度数は?

度数は?

アルコール度数は40度以上です。

 

原料が違うだけで、造り方やアルコール度数などの決まりはコニャックと似てますね。

 

味もどんな味か気になりますね!

味は?

りんごの味や香りがするのは当然なのですが、実は原料はりんごだけではなく、西洋なしが10%~30%ほど含まれています。

 

これはりんごだけだと、甘みが強く出すぎるため、西洋なしを加えることで酸味のバランスを調整しているのです。

 

カルヴァドスに使われるりんごはそのまま食べるには酸味が強すぎて美味しくない種類のりんごなのですが、それ以上に西洋なしを使うことで酸味を与えたり、味に複雑さを加えたりしているのですね。

 

そのため、熟成期間が短いカルヴァドスは酸味や渋みが強く出る傾向にあり、熟成期間が長いほどまろやかな味わいになります。

 

そんなわけで、おすすめの飲み方も若いカルヴァドスと熟成期間の長いカルヴァドスでは違ってくるのです。

おすすめの飲み方

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まず、若いカルヴァドスはそのまま飲むよりカクテルにおすすめです。

ハイボールやトニックウォーターで割るだけでも飲みやすくなりますよ!

 

熟成期間の長いカルヴァドスは是非ストレートかロックでそのままの味を楽しんでくださいね。

ではおすすめのカクテルはというと・・・

カルヴァドスを使ったカクテル

これから秋に向かう季節にぴったりの「ジャック・ローズ」はいかがでしょうか。

 

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作り方は、カルヴァドス、ライムジュース、グレナデンシロップを、2:1:1の割合でシェイクするだけです。

 

「シェイクするだけ」なんて簡単に言うな!って怒られますね。

バーでバーテンダーさんにお願いするのがいちばんですね。

 

グレナデンシロップというのはザクロと砂糖から作るシロップなので、赤いカクテルになるのです。

 

だから「ローズ」という単語の入った名前のカクテルになっているのですねー。

 

自分で作るなら「ブラー・バック」はどうでしょうか?

 

後ほど詳しくご紹介しますが、「ブラー・グランソラージュ」という銘柄のカルヴァドスで作るといいですよ!

 

ロンググラスに氷を入れ、好きな割合でブラー・グランソラージュをジンジャーエールで割って、レモンスライスかライムを添えるだけです。

 

フランスではカルヴァドスはストレートで飲むのが普通で、カクテルで飲む習慣はないのですが、ノルマンディー地方では朝のコーヒーにカルヴァドスを垂らして飲むのがポピュラーなのだそうです。

 

いろいろ楽しんでみてくださいね!

それではカルヴァドスにはどんなおつまみが合うと思いますか?

カルヴァドスに合うつまみ

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フランスでは食後酒としてシガーやチーズと一緒に楽しむことが多いのですが、他にも甘いものがよく合います。

 

私のおすすめはありきたりですがドライフルーツですね。

りんごのドライフルーツと一緒に「りんご&りんご」で楽しんでます。

 

他のフルーツでも合いますよ。

チョコレートやナッツも定番です。

 

りんごといえば、カルヴァドスには瓶の中に丸ごとのりんごが入っているものがあるのをご存知ですか?

瓶の中にりんごが丸ごと?

ボトルシップか!?とツッコミも入りそうですが、瓶の口からはどう考えても入りそうにないりんごがゴロンと丸ごと入っているのです。

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「ポム・プリゾニエール(閉じ込められたりんご)」というこのカルヴァドスの造り方は驚くばかりですが、りんごの木になっているりんごの果実がまだ小さい4月ごろに瓶の口に小さなりんごの果実を通し、瓶を木に括りつけてそのまま瓶の中でりんごを成長させるのです。

 

そして、9月末にりんごが熟したら瓶ごと木から切り取り、その中にアルコール度数45度のカルヴァドスを注ぎ入れて、3~4週間ほど待ちます。

 

時期が来たら中に入っているカルヴァドスを出し、2回めのアルコール度数45度のカルヴァドスを投入、さらに4~5週間待ちます。

 

そして時期がきたら今度はアルコール度数40度のカルヴァドスを入れて封をして出荷するのです。

 

この「ポム・プリゾニエール」のカルヴァドスは、飲み終わった後も注ぎ足し用のカルヴァドスを買ってりんごの入ったボトルに注ぎ足せば、また楽しむことができますよ。

 

中のりんごが渋みなどを吸い取ってくれて、果実感を足してくれるので飲みやすくなります。

初めにこれを考えた人、すごいと思いませんか?発明ですよね!

 

それではこの「ポム・プリゾニエール」のカルヴァドスや前出の「ブラー・グランソラージュ」を含めたおすすめ銘柄のご紹介に移りましょう!

おすすめ銘柄5選!

カルヴァドスの楽しみ方をご紹介したので、今度はカルヴァドスのおすすめ銘柄を5種類ご紹介します。

 

初めはカクテルにもおすすめのこの銘柄からです!

カルヴァドス・ブラー・グランソラージュ

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人気商品の「ブラー・グランソラージュ」です。

 

ブラー社はカルヴァドス産地で最も良いとされるペイ・ドージュ地区の中心に本社を構える世界的に有名なカルヴァドス生産メーカーです。

 

アルコール度数40度、700mlで2,000円台という良心的な価格でお求めになれます。

 

甘酸っぱいりんごの香りが特徴のボトルですが、ストレートだと酸味や渋みが気になるという方にはハイボールや先ほどご紹介したジンジャーエール割り、炭酸抜きならトニックウォーターで割る「ブラー・トニック」もおすすめです。

 

グランソラージュ45mlにトニックウォーター135mlを入れてライムやレモンを絞れば完成です。

 

他にはお菓子つくりやお料理にも使えますよ!りんごを使うスイーツの風味付けにカルヴァドスは大活躍です!

 

カルヴァドスと醤油を混ぜてにんにくやケチャップをちょっと入れるとローストビーフのソースになったり。

 

楽しみ方はたくさんありますので、いろいろやってみてくださいね!

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それでは、次は「ポム・プリゾニエール」のボトルですよ!

カルヴァドス・ポム・ド・イヴ

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りんごが入っているのがわかりますでしょうか?

ボトルに入ったりんごの甘みや香りが加わってマイルドな味わいになります。

 

アルコール度数40度、600mlで6,000円台でお求めになれますし、お代わりの注ぎ足し用カルヴァドスの「カルヴァドス・フィーヌ」は700mlで2,000円台でお求めになれます。

 

お得感~!!

このボトルも最高のペイ・ドージュ地区のりんごを使っています!他にもペイ・フロンテ地区の厳選されたりんごも使っています。

 

りんごのインパクトがすごいですよね!贈り物にしても楽しんでもらえそうですね。

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次は高級ブランドのご紹介です!

デュポン・カルヴァドス

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写真はデュポン・オルダージュです。

 

デュポンはペイ・ドージュ地区に6,000本のりんごの木を所有し、りんごの収穫から瓶詰めまでを全部デュポン・ファミリーが行っている自家農地製品です。

 

その品質は世界から認められており、世界中のホテルや高級レストランで取り扱われている高級ブランドになっています。

 

アルコール度数は42度、700mlで7,000円前後で手に入ると思います。

 

ストレートで飲んでいただきたくて今回はオルダージュを選びましたが、デュポンでももっとお手頃な価格でお求めいただけるランクのボトルもあります。

 

このオルダージュなら熟成年数が10~12年ほどなので、ストレートで飲んでも飲みやすいです。

 

完熟のりんごのような上品な甘みやフローラルでウッディな香りに包まれ、至福の時間が過ごせると思います。

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次は品評会でもたくさんの賞を獲っているカルヴァドスのご紹介です!

クール・ド・リヨン・オルダージュ

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クール・ド・リヨン社もペイ・ドージュ地区に自社のりんご園を持ち、人気のカルヴァドスを造っています。

 

クール・ド・リヨン社のカルヴァドスは品評会でたくさんの賞を獲っており、とても品質のいいカルヴァドスであることがわかります。

 

オルダージュはアルコール度数42度、700mlで8,000円台で手に入ると思います。

もちろんストレートで飲んでいただきたいですねー!

 

5年以上熟成されたカルヴァドスで熟成感を感じる綺麗な色をしており、味わい深いバランスの取れたボトルに仕上がっています。

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次もストレートで味わっていただきたいカルヴァドスです。

シャトー・ド・ブルイユ15年

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おしゃれなボトルのシャトー・ド・ブルイユです。

 

シャトー・ド・ブルイユもペイ・ドージュ地区で造られているカルヴァドスなんですよ。

 

15年ものながら700mlで8,000円台で手に入るのも嬉しいですね。

アルコール度数は41度です。

 

このボトルは昔からとても人気があり、りんごのみずみずしさやコクのある複雑な味わいで長く愛されてきたボトルです。

 

シャトー(城)の言葉通りこのカルヴァドスが造られているのは16世紀に建てられたお城で、当時の貴族が暮らしていたお城を使っており、このシャトーは歴史的建造物に指定されています。

 

ゴージャスなお城で造られているおしゃれなカルヴァドスを一度お試しください。

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イチ推しのカルヴァドスのご紹介はここまでです。

まとめに入りますよー!

まとめ

さて、今回はりんごのブランデー、カルヴァドスのご紹介をしてきましたがいかがでしたか?

 

ぶどうで造るブランデーとはまた違った爽やかなみずみずしい味わいは炭酸にもよく合いますし、カクテルにも向いています。

 

楽しみ方は本当にいろいろありますので、チャレンジしてみてくださいね。

それではまとめますよー。

 

  • カルヴァドスとはノルマンディー地方で造られたりんごを原料にしたブランデーのことである
  • カルヴァドスのアルコール度数は40度以上と高めだが、味はりんごの甘みや香りがして飲みやすいのが特徴である
  • カルヴァドスは熟成年数が長いものはストレートで、熟成が浅いものはカクテルにすれば飲みやすくなり、バリエーションも多いので楽しめる
  • カルヴァドスに合うおつまみは本場フランスではチーズが定番であるが、甘いドライフルーツやチョコレートなどもよく合う
  • カルヴァドスにはポム・プリゾニエールという瓶に丸ごとのりんごが入っているものもあり、飲み終わっても注ぎ足し用のカルヴァドスでまた楽しめる

 

こんな感じですね!

 

カルヴァドスはフランスでは食後酒として楽しむことが多いですが、日本ではまだあまり浸透しているとは言えないお酒で、バーにも種類は多く置いていない所が多いです。

 

気軽に楽しめるお酒ですので、仲間うちでの持ち寄りパーティーなどでも活躍すると思います。

女性にもウケがいいお酒だと思いますし、もっとたくさんの人に飲んでほしいですね。

 

あなたの宅飲みラインナップの一品に加えてみませんか?たまにはカルヴァドスでいくか!という日があってもいいと思いますよー!

 

飲みすぎにはくれぐれもご注意で!

それではみなさま、ごきげんよう!!

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