今回は台湾ウイスキー・オマーの魅力を大特集!!
え?台湾ウイスキーはカバランしか知らないって!?
いやいやオマーも忘れないで!
オマーの美味しさは世界から認められているのですよ^^
というわけで今回は、
- 台湾ウイスキー・オマーとは?
- 台湾ウイスキー・オマーのラインナップについて
- それぞれの銘柄の味と価格について
まとめてお送りしていきます!
台湾ウイスキー・オマーとは?
台湾、南投蒸溜所で造られているウイスキーのことです。
南投蒸溜所はカバラン蒸溜所に続く第2の蒸溜所として2007年からウイスキー造りを始めています。
ここではスコッチと同じ製法でウイスキーが造られていいるのですが、亜熱帯にあるためにスコッチよりも短い年数で熟成が進み、短期間で美味しいウイスキーを出荷することが可能になっています。
オマーはパッションフルーツのようなトロピカルな風味を楽しめるウイスキーで、台湾ではカバランに続き人気となっているのです。
程よくスパイシーなシェリータイプ、バニラの香りなどが楽しめるバーボンタイプに加え、カスクストレングスやウッドフィニッシュなど豊富なラインナップで楽しませてくれますよ。
それに台湾ウイスキー・オマーは国内だけではなく、世界からも認められているのです。
世界品評会で最多受賞
オマーは世界の品評会でたくさんの賞を受賞しています。
IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で銀賞
SFWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)では最高金賞、金賞、銀賞
WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)でも銀賞、銅賞、ベストシングルモルト・タイワン賞
などと名だたる品評会で数々の受賞歴があるのです。
それでは、オマーの主なラインナップをご紹介していきましょう!
台湾ウイスキー・オマーのラインナップ
オマーのラインナップからスタンダードなシングルモルトやカスクストレングス、ウッドフィニッシュをご紹介します。
どれも興味をそそられるボトルばかりで目移りすること間違いなしですよ!
まずはシングルモルトからご紹介していきましょう!
オマー・シングルモルト・シェリータイプ
こちらはスペイン産のオロロソ・シェリー樽で3年間熟成させたボトルです。
封切りしたばかりではかなりアルコールが強く感じられますが、時間が経つと穏やかになってくるので少しずつ間を空けて楽しむのがいいと思います。
時間が経つと非常に飲みやすくなり、甘みやスパイス、チョコレートのようなビター感などシェリー樽熟成らしい美味しさが感じ取りやすくなりますよ。
香りも華やかでフローラル、トロピカルフルーツやスパイスの香りが感じられます。
アルコール度数は46度、ネットでは700mlで3,000円台~6,000円台と価格帯がまちまちですのでよくチェックしてお買い求めになるのがいいと思いますよ。
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シングルモルトはもうひとつ、バーボンタイプもあるのですが、こちらもおすすめです。
オマー・シングルモルト・バーボンタイプ
こちらはバーボン樽熟成したボトルです。
やはり、開封してすぐはアルコールの刺激が強めなので、長い期間で楽しむのがおすすめですね。
こちらもトロピカルフルーツの風味がありますが、バーボン樽熟成特有のバニラ香やモルト感などの方が主張してきます。
優しい味わいが好きな方にはおすすめのボトルですね。
こちらもアルコール度数は46度、ネットでは700mlで5~6,000円台のものが多いです。
台湾のウイスキーはお値段が少し高めなんですよね。
まだまだ馴染みが薄い銘柄なので、もう少しお財布にやさしい価格の方が手に取りやすいと思うのですが・・・大人の事情もあるでしょうから仕方ないですねー。
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次はカスクストレングスをご紹介していきましょう!
オマー・カスクストレングス・ピーテッド
こちらはピーテッドモルト原酒をバーボン樽で3年間熟成させたものをカスクストレングスで瓶詰めしています。
アルコール度数は58度ほどと強いですが、程よいピート感にカラメルのような香ばしさ、バニラやはちみつのような甘い香りもあり美味しいウイスキーです。
日本人はピーティーなウイスキーを好む方が増えてきたように感じるのでちょうどいいですね。(そんなにピートがキツいわけではありませんが)
カスクストレングスは限定発売ですので希少価値があり、お値段はお高めです。
700mlで15,000円は下らないかと・・・高いですね!わかります!私も高いと思いました。
ご興味のある方は是非お試しくださいね。
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次はウッドフィニッシュのシリーズからプラムバレルをご紹介します!
オマー・カスクストレングス・プラムバレル
モルト原酒を梅酒の樽で後熟させたボトルです。
ボトルデザインが大変美しいのでボトルコレクターの方にもおすすめですよ!
カスクストレングスなのでアルコール度数は55度ほどと高めですが、時間が経つとこちらも飲みやすくなってきます。
梅を思わせるやさしい酸味でコクのある甘みが特徴のウイスキーです。
こちらも限定品のため、お値段が18,000円台から高いところで23,000円台くらいになっていますね。
いや、でもこのボトルは欲しいわ・・・一目ぼれしちゃいました。
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このシリーズからはワインバレルも出ていますよ!
オマー・カスクストレングス・ワインバレル
こちらはモルト原酒をワイン樽で後熟したタイプのカスクストレングスです。
これも華やかなボトルデザインで可愛いですね!
アルコール度数は56度ほど、ネットでは700mlで20,000円台~23,000円台くらいで販売されています。
ワインの持つブドウの香りや華やかなフローラルな香り、スパイシーで深みのある味わいが特徴の美味しいウイスキーに仕上がっているようです。
南投蒸溜所はもともとフルーツワインなどを造っていたということでワインをはじめ、いろいろな樽があるようですね。
今後もウッドフィニッシュは種類が増えてくると思うので要チェックですよ!
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次はシェリータイプのカスクストレングスをご紹介します。
オマー・カスクストレングス・シェリータイプ
こちらはシェリー樽モルトのカスクストレングスです。
アルコール度数46度の加水したシングルモルトより濃厚な味わいで私はこちらの方が好みですね。
こちらはアルコール度数59度ほどあるのですが、アルコール感はどちらも強いので味わいに深みがあるカスクストレングスの方が美味しく感じました。
甘さとスパイス、チョコレートのようなビター感、それからバターのような風味も感じられます。
こちらもお値段は18,000円台~23,000円ほどと高値が付けられていますね。
美味しいのですが、この値段となるとかなりいいスコッチが買えるのでちょっと悩んでしまいますねー。
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最後にカスクストレングスのバーボンタイプもご紹介しておきましょう!
オマー・カスクストレングス・バーボンタイプ
バーボン樽モルトのカスクストレングスです。
こちらも加水タイプのバーボンタイプと味わいの系統は同じですが、より濃厚になった感じですね。
バニラやはちみつの甘い香り、モルトの旨み、バタートーストのような味わいに醤油っぽさも感じられます。
非常にまとまりの良い味わいで美味しいのですが、カスクストレングスにしてはおとなしいイメージがあります。
アルコール度数は55度ほど、お値段も700mlで16,000円台~20,000円台くらいとシェリータイプに比べると少し安いですがやはり高価ですね。
でも飲みやすくて美味しいので、試す機会がある方には是非飲んでみていただきたいです。
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オマーのラインナップのご紹介はここまでにしてそろそろまとめに入りましょう。
まとめ
台湾ウイスキー・オマーをご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。
オマーで私が個人的におすすめなのはウッドフィニッシュですね。
いろいろなフルーツを使ったお酒の樽で後熟させたウイスキー造りは南投蒸溜所のお家芸とも言えるでしょう。
今回はご紹介できませんでしたがウッドフィニッシュにはライチやオレンジなどの種類もあるので、ご興味のある方はお試しくださいね。
それではまとめますよ!
- 台湾ウイスキー・オマーとは南投蒸溜所で造られるウイスキーのことである
- オマーは数々の品評会で最多受賞しており、世界中から注目されている
- オマーのウイスキーはシェリータイプ、バーボンタイプを中心にプラムやワイン、その他いろいろなフルーツを使ったお酒の樽で後熟させたボトルが揃っている
以上です!
先に発表されたカバランに続き第2の台湾ウイスキーとして注目されているオマー、これからも目が離せませんね。
台湾のウイスキーは本当に美味しいのでみなさんもどうぞ味わってみてください。
それでは今回はここまで。
みなさま、ごきげんよう!!