この記事ではみなさまお馴染みのニッカウイスキーについて書いていきます。
- ニッカウイスキーの歴史
- ニッカウイスキーおすすめ銘柄11選!
- ニッカウイスキーの終売・休売情報
- ニッカウイスキーの工場の紹介
- 蒸留所見学について
- 工場でのイベント情報も!
それでは、まずはニッカウイスキーの歴史からです。
ニッカウイスキーの歴史
ニッカウイスキーの創業者、竹鶴政孝氏はスコッチの本場、スコットランドに渡り、スコッチ造りの修業に励み、日本にウイスキー造りのノウハウを伝えました。
1934年に余市を日本のスコットランドと称し、蒸留所を設立、1940年に記念すべき「ニッカウイスキー」第1号を完成させます。
1952年に社名を「ニッカウヰスキー」に変更、ますますウイスキー造りに励むように。
1956年には「ブラックニッカ(特級)」を発売、こだわり抜いたウイスキーを造りあげました。
その間にも日本中に工場を造り、手を広げていきます。
1961年、竹鶴政孝氏を陰で支え続けた妻、リタが死去、リタのためにも竹鶴政孝氏のウイイスキーへの情熱は冷めることはありませんでした。
1963年には「カフェ式連続式蒸留機」を導入、「本物のウイスキー」造りにどんどんのめりこんでいきます。
そしてとうとう1969年、「宮城峡蒸留所」を設立、1976年には最高級ブレンデッドウイスキー「鶴」を発表。
1979年、竹鶴政孝氏死去、享年85才。
それからもニッカウイスキーは発展を続け、1989年には初のシングルモルト「余市」「宮城峡」を発表。
2000年には「竹鶴12年ピュアモルト」を発表します、竹鶴政孝氏の遺志を継いだ優秀なブレンダーが今もニッカウイスキーを守り続けています。
「本物のウイスキー」とは?今までもこれからも、それはニッカにとって重要な課題なのでしょう。
それでは、ニッカがこだわり抜いたおすすめのウイスキーをご紹介していくことにしましょう。
ニッカウイスキーおすすめ銘柄11選!
ニッカウイスキーにはたくさんの個性的なウイスキーが揃っています。
竹鶴政孝氏のこだわりが見え隠れするウイスキーばかりです。
それではご紹介していきましょう、まずはニッカを代表するシングルモルトからです。
ニッカウイスキー余市
北海道、余市蒸留所で造られている余市はニッカを代表するシングルモルトです。
アルコール度数45度、700mlで5000円前後で手に入るようです。
重厚感があり、樽の熟成香と果実香が見事に調和し、そこにピートの味わいと香ばしさ、麦芽の甘さを感じられ、余韻はオークの甘みとスモーキーさが続きます。
男性的な力強いウイスキーだといえます。
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次もニッカを代表するシングルモルトです。
ニッカウイスキー宮城峡
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仙台、宮城峡蒸留所で造られている宮城峡は余市とは逆の個性を持ったシングルモルトと言ってもいいでしょう。
アルコール度数は45度、700mlで5000円ほどで手に入るようです。
リンゴや洋ナシを思わせる華やかでフルーティーな香りとバニラ香、味わいはドライフルーツのような甘くなめらかな口当たり、余韻はモルトの甘みと樽の香りが優しく広がります。
こちらは優しいイメージがありますね。
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次は何故、竹鶴政孝氏がこの宮城峡蒸留所を造ったのかが分かるウイスキーのご紹介です。
ニッカウイスキー竹鶴
創業者の竹鶴政孝氏の名前が付いたピュアモルトウイスキーです。
どこまでも「本物のウイスキー(竹鶴政孝氏にとってウイスキー=スコッチだったと思われます)」を追い求めた竹鶴政孝氏は余市蒸留所を設立した約30年後に宮城峡蒸留所を設立しました。
余市蒸留所の力強いピートの効いた原酒と、やわらかく華やかな特徴を持つ宮城峡蒸留所の原酒をヴァッティングすることが目的だったと思われます。
そして、「竹鶴ピュアモルト」が完成しました。
竹鶴ピュアモルトは現在、ノンエイジと17年、21年、25年(年代ものは数量限定品)としてラインナップされています。
ノンエイジはアルコール度数43度、700mlで5000円前後くらいで手に入るようです。
甘い香りとなめらかな口当たりでまろやかな味わい、爽やかな余韻が特徴です。
17年はアルコール度数43度、700mlで2万円前後で手に入るようです。
ピートの香り、重厚感のある味わい、豊かな熟成香、長く続く爽やかな余韻のウイスキーに仕上がっています。
21年はアルコール度数43度、700mlで4万円前後くらいで手に入るようです。
濃密な香り、まろやかな口当たりの後のどっしりとした深みと香り、リッチな余韻が長く続きます。
25年はアルコール度数43度、700mlで20万円前後で手に入るようです。
選ばれし者しか口にできないウイスキーですね。
長期熟成モルトを丁寧にヴァッティングした希少な逸品。
豊かな樽の甘い香りとほのかなピートの香り、穏やかな甘さとほのかな苦みをかすかに余韻に残す至福の味わいに仕上がっています。
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次は惜しくも終売してしまった残念な傑作のご紹介です。
ニッカウイスキー鶴
「鶴」は竹鶴政孝氏が集大成として造りあげたブレンデッドの最高傑作。
当時は17年ものとして売り出されましたが、現在は終売になっています。
ノンエイジのみ蒸留所限定で販売されているそうです。
アルコール度数43度、700mlで3万円~4万円で手に入るようです。
華やかな香りの中にほんのりとスモーキーさを感じます。
口に含むとスモーキーさは増しますが華やかさの方が上回ります。
選び抜かれた原酒のハーモニーが、エレガントで広がりのある味わいと香りを生み出しています。
このボトルは1976年に発表され、竹鶴政孝氏はその3年後にこの世を去りました。
私も鶴17年の白い陶器のホワイトバージョンを持っていますが、大切に時々飲んでいます。
ジャパニーズウイスキーはだいたいサントリー派とニッカ派に分かれるのですが、私はニッカ派なので、このボトルは宝物です。
・・・近所の酒屋で9000円で買いましたが・・・。
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次はこちらも終売してしまって今はノンエイジで売っているボトルです。
ザ・ニッカ12年
このボトルがこんなに早く終売になるとは思いませんでした。
まぁ、原酒不足でノンエイジに変わっただけと言えばそうなんですが。
12年、ノンエイジ共にアルコール度数43度、700mlで12年は8800円くらい、ノンエイジは6000円くらいで手に入るようです。
初心者の方でも飲みやすい造りになっていると思います。
初めにアルコールのツンとした感じはあるのですが、味はマイルドでバニラの甘さを感じます。
後味に少しスパイシーさはあるものの全体的にマイルドな味わいです。
加水しても味が崩れないのでトワイスアップでアルコールみは消えますし、ノンエイジも味わいが全然違うというわけではなく、方向性は同じなので(熟成感は薄れましたが)おすすめですよ。
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次は私のリピ買い銘柄、日常飲みのボトルです。
ニッカウイスキーフロムザバレル
めずらしく500ml入りというので持ち帰るのが重くないので気に入ってます。
すぐなくなりますが。
アルコール度数は高めの51度、500mlでネットでは3000円前後が多いようですが、私は成城石井で2500円ほどで買っています。
熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後、再貯蔵し、ウイスキー同士が深く馴染むまで待ってから割り水をせず、そのままボトリングされています。
香りがとても豊かで味わいもしっかりしているので、小さなスプーンで氷水を少量加水しながら飲んでいき、3回くらい繰り返すといい具合に冷えるので後は加水なしで飲んでいます。
残った氷水はチェイサーにしています。
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次は地域限定商品のご紹介です。
ニッカウイスキー伊達
宮城県限定で発売されています。
ラベルの「DATE」のAの部分に伊達政宗の兜のデザインが施されています。
2009年に発売され、宮城峡のモルトとカフェモルト、カフェグレーンを使っています。
アルコール度数43度、700mlでこれがネットの売値にものすごい差があって安くて3500円、高いところでは1万円近くまでのところがあるので、お求めになる時に安心できるところを選んでください。
いろんな香りが押し寄せてくるようで香りは楽しめるのですが、ちょっと酸味がきつめです。
甘いウイスキーがお好きな方はちょっと苦手なタイプのウイスキーかもしれません。
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次は現在は休売中のウイスキーなのですが、ご紹介させていただきますね。
カフェモルト
ニッカの持つ伝統的な連続式蒸留機「カフェスチル」で造られています。
他の銘柄にもブレンドされているので、今は原酒不足なのか休売中です。
アルコール度数は45度、700mlで9000円前後で手に入るようです。
バニラの香りとモルト香が調和し、麦芽の甘さと芳ばしさ、スムースな口当たり、後味はすっきりとさわやかです。
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次も同じ理由で休売中のボトルのご紹介です。
カフェグレーン
こちらもカフェモルトと同じく、他の銘柄にブレンドされているので原酒不足かと思われます。
アルコール度数45度、700mlで9000円前後で手に入るようです。
高すぎへん?悪い風潮やわ、休売とかになったら小売が出し惜しみして値段を釣り上げるの。
甘いバニラの香り、チョコレートのようなスイートな香りがウッディさと調和し、はちみつのような甘いなめらかな口当たりです。
ボディ感が軽快でさわやかな味わい、後味もすっきりしていておいしいです。
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次はカフェグレーンを使ったブレンデッドウイスキーのご紹介ですよ。
スーパーニッカ
この辺になるとお手軽価格になってほっとしますね。
アルコール度数43度、700mlで2700円ほどのようです。
華やかな香りとピートのおだやかな香り、ウッディで甘い樽の香り、そして絶妙にブレンドされた原酒の調和から生まれる味わいとコク、スムースな口当たりでバランスの良いまろやかな味わいのウイスキーに仕上がっています。
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次は何やら種類の多いお手軽ボトルを。
ブラックニッカ
「ブラックニッカ」と一言で言ってもいろんな種類があるのです。
公式サイトには現在は「ブラックニッカ・クリア」「ブラックニッカ・リッチブレンド」「ブラックニッカ・ディープブレンド」と2019年5月28日に数量限定で発売される「ブラックニッカ・ディープブレンド・ナイトクルーズ」しか載っていませんね。
でもまだネットでは「ブラックニッカ・スペシャル」も売っています。
まずは「ブラックニッカ・スペシャル」。
アルコール度数42度、720mlで1300円ほどで手に入ります。
キャップを開けるとアーモンドのような香りがボトルからきますが、飲んでみるとリンゴのような香りがして、味はまろやかで甘みが強い感じがします。
ストレートで飲んでもいけますが、ロックにするとピート感が弱まり、甘みが前に出てきます。
次は「ブラックニッカ・クリア」。
アルコール度数37度、700mlで1000円くらい。
ノンピートモルト(ピートを使わず熱風で乾燥させたピートのスモーキーなフレーバーのない大麦麦芽)を使っているのでやわらかな香りとまろやかな味わいのクリアな飲み心地のウイスキーになっています。
ハイボールにするも良し、ロックで味わうも良しのブレンデッドウイスキーです。
次は「ブラックニッカ・リッチブレンド」。
シェリー樽モルトとカフェグレーンを使ったブレンデッドウイスキーです。
アルコール度数40度、700mlで1300円ほどで手に入るようです。
シェリー樽モルトのフルーティーで華やかな香りとほのかな甘みとしっかりしたコクのあるカフェグレーンの個性が溶け合って長い余韻を楽しめます。
ロックならまろやかに広がるコクを楽しめ、ハイボールにするとフルーティーで華やかな香りを楽しむことができるでしょう。
次は「ブラックニッカ・ディープブレンド」。
アルコール度数45度、700mlで1300円ほどで手に入るようです。
新樽で熟成を重ねたモルトをキーモルトにカフェグレーンとブレンドしたブレンデッドウイスキーです。
バニラのような甘い香りとウッディな樽の香りが合わさり、カフェグレーンの甘みと樽のコク、ピートの香りとビターな余韻を楽しめるボトルになっています。
ロックが合うかもしれませんね。
次は2019年5月28日に数量限定で発売される「ブラックニッカ・ディープブレンド・ナイトクルーズ」。
このボトルはビターな余韻をさらに楽しむために余市のヘビーピートモルト原酒を使用しています。
やわらかな燻香と樽のビターを感じた後からほのかなピートの余韻を感じることができます。
バニラのように甘い香りを放つ新樽熟成モルトをさらに重ねることによって繊細なピートの香りを浮かび上がらせて、バーボン樽で熟成したカフェグレーンをブレンドし、クリーミーな甘さとかすかな樽のスパイシーさで全体のバランスを整えています。
ストレートやロックで海の香りに浸るのも良し、1:2の濃いめのハイボールでピートの主張を感じるのも良しの楽しみなボトルになっているようです。
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これで、ニッカウイスキーのおすすめ銘柄紹介は終わりです。
次は現在の終売、休売情報を。
ニッカウイスキー終売と休売銘柄一覧
終売
- ニッカアクアウイスキーラクトンメロウイング 北海道のみ限定販売品(2003)
- 竹鶴35年(2011年)
- 竹鶴12年(2014年)
- 余市10年、12年、20年(2015)年数表示なしで継続
- 宮城峡10年、12年、15年(2015)年数表示なしで継続
- モルトクラブ(2015)
- G&G白瓶(2015)
- ザ・ブレンド(2015)
- 博多 地域限定販売品(2015)
- オールモルト(2016)
- 鶴17年(2016)蒸留所のみで年数表示なしが継続
- ピュアモルトホワイト、レッド、ブラック(2018)蒸留所のみでレッド、ブラックのみ継続
- 竹鶴ピュアモルト12年(2019)ノンエイジとして継続
休売
- カフェモルト
- カフェグレーン
ニッカのウイスキー工場について
ニッカウイスキーは安定した品質の商品を安定供給するために国内に8つ、英国に1つの製造施設を持っています。
余市蒸留所、宮城峡蒸留所、弘前工場、栃木工場、柏工場、西宮工場、門司工場、さつま司蒸溜蔵、英国のベン・ネヴィス蒸留所がそうです。
余市蒸留所、宮城峡蒸留所は後でご説明しますので、先に他の工場や蒸溜蔵、英国のベン・ネヴィス蒸留所のことをご説明します。
弘前工場
ニッカシードルやアップルフェノンなどのリンゴ関連商品を製造しています。
青森県弘前市大字栄町2-1-1(工場見学はありません)
栃木工場
グレーンウイスキーの熟成やブレンデッドウイスキーの再貯蔵をしているニッカ最大の樽貯蔵プラントです。
栃木県さくら市早乙女1765番地(工場見学はありません)
柏工場
ウイスキーや焼酎、缶チューハイ、カクテルなどのニッカ最大のパッケージング工場です。
千葉県柏市増尾字松山967番地(工場見学はありませんが、地域ふれあいデーというイベントがありますので後でご紹介します)
西宮工場
「樽ハイ倶楽部」(料飲店向け樽入りサワー)を専門に製造している工場です。
兵庫県西宮市津門飯田町2-118(工場見学はありません)
門司工場
本格焼酎をはじめとした焼酎製造の中心工場です。
福岡県北九州市門司区大里元町2-1(工場見学はありません)
さつま司蒸溜蔵
「さつま司」ブランドや観光名所として有名な”日本の滝百選”にも選ばれている「龍門滝」の名前を冠するブランドを製造しています。
鹿児島県姶良市加冶木町諏訪町200(工場見学はありません)
ベン・ネヴィス蒸留所(英国)
スコットランドの最高峰、ベン・ネヴィスの麓に建つ歴史のある蒸留所です。
1989年からニッカが所有していて、日英合作のスコッチを造っています。
ニッカウイスキー余市蒸溜所
余市蒸留所は見学ができます。
案内ガイド付きの見学の場合は事前に予約が必要です。
予約はインターネットでできますので余市蒸留所のホームページからご予約ください。
また、11名以上での見学の場合や、大型バスで行く場合は電話での予約が必要なようです。
TEL 0135-23-3137(予約専用)
北海道余市町黒川町7-6
JR余市駅から徒歩2~3分ですが、電車の本数が少ないので調べてから行きましょう。
バスは小樽駅前すぐのところから10~20分おきに出ています。(所要時間35分)
倶知安/岩内/美国/余別/余市梅川車庫行きを利用し、余市駅前で下車、徒歩2~3分です。
車で行く場合は一般道だと国道5号線の「大川十字街」交差点を左折し、約600
mほど進んだ「余市駅前」交差点を直進して2つめの信号を右折すると余市蒸留所の駐車場があります。
小樽から高速道路が開通しましたのでそちらから行く場合は余市ICで降りてそのまま直進、約2.3kmほど進んで、踏切を超えた先の「黒川8丁目」交差点を左折し、ひとつめの信号を右折、150mほど進み、斜め右奥に進むと余市蒸留所の駐車場があります。
見学について
見学は予約制のガイド付きの見学と自分で自由に工場内を見学できるコースがあります。
また、イベントやセミナーなどもやっていますので、ホームページで確認して参加されるのもよろしいかと思います。
博物館、竹鶴邸などがありますが、製造ラインは稼動していない日もありますので、ホームページで確認してから行くことをおすすめします。
見学後、一杯だけ試飲ができますが、車を運転する人や、20才未満の人にはソフトドリンクが用意されていますので飲酒運転などされませんよう、お気をつけください。
お土産について
売店がありますのでお土産を買うことができます。
蒸留所限定の品もありますので楽しみですね。
レストランが併設
レストランが併設されていますので、食事もできます。
ただ、高速道路ができたこともあり、混んでいる時が多いです。
余市の町にはたくさん飲食店があるようですので、そちらを利用することもよろしいのではないかと思います。
ニッカウイスキー仙台工場宮城峡蒸溜所
宮城峡蒸留所も見学ができるようになっています。
宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地(住所がニッカだよ!すごくない!?)
2019年1月8日~2019年12月23日までの土日祝は本数は1時間に1本くらいですが、JR作並駅から宮城峡蒸留所までの無料シャトルバスが往復で出ています。(片道7分)
車で行くなら東北自動車道、仙台宮城ICより国道48号線を山形方面に向かって25分くらいで着くそうです。
他には仙台駅前から作並温泉行きの市営バスで60分ほどで「ニッカ橋」下車。
電車はJR仙台駅からJR仙山線作並駅まで約30分、そこから蒸留所まで徒歩約25分。(現実的じゃないよね)
見学について
見学はガイド付きツアーをご希望の場合はホームページから予約が必要です。
自分で自由に見学することもできます。
こちらも最後に一杯だけ試飲ができるようになっていますが、20才未満の方やドライバーの方にはソフトドリンクが用意されています。
宮城峡蒸留所には食事をする施設はありませんので、食事の時間や場所を考えてから行く方がよろしいかと。
周りにはレジャー施設や温泉もあるようですから、蒸留所を出てからも楽しめるのではないでしょうか。
お土産について
お土産は蒸留所でしか手に入らないものも売っていると思いますので、存分に楽しんで選んでください。
お土産選ぶのって楽しいですよねー。
ニッカウイスキー柏工場
柏工場では工場見学はありませんが、毎年「地域ふれあいデー」というイベントをしているそうで、今年も5月26日にするそうです。
お酒は出ないそうですが、洋酒セミナーや市立柏高等学校吹奏楽部の演奏、柏ゴールデンホークスの方たちが楽しませてくれるようです。
ペットの入場は不可、駐車場もありませんのでお気をつけください。
東武野田線「新柏駅」から工場までの送迎バスが用意されているそうです。
午前10時~午後3時まで、(最終入場は2:30まで)
楽しんでくださいね!
まとめ
ニッカ派の私が言うのも変なのですが正直、ニッカさんは商売がうまくないというか、職人さん気質の方が多いのでしょうね。
2015年に終売品を山ほど出したのも、そのせいかと思っています。
サントリーさんの方が商売には長けていると感じます。
ザ・ニッカ12年をたった5年で終売に追い込んだりね・・・もったいないですね。
さて、まとめますか。
- ニッカウイスキーは創業者、竹鶴政孝氏の遺志を汲んでウイスキー造りに励んでいる!
- ニッカウイスキーはおいしい!「余市」と「宮城峡」の個性の違い、これをヴァッティングさせるために、このふたつのシングルモルトを造ったんですよ!それでできたのが「竹鶴ピュアモルト」素晴らしいブレンド技術です。
- カフェモルト、カフェグレーンもいい仕事をしています!カフェ式連続式蒸留機を造ったアイデアと技術、これまた素晴らしい。
蒸留所は北海道まで行ったり不便な土地にありますが、竹鶴政孝氏のこだわりです!余市は日本のスコットランドなのです!
みなさんもお金と時間の都合がつきましたら、是非蒸留所見学に行ってみてください。
ニッカウイスキーに対する愛着がわくと思います。
竹鶴政孝氏は生涯をウイスキー造りにかけていました。
私も今夜は竹鶴政孝氏の遺作、「鶴」を飲みましょうか。
彼の生涯を想いながら・・・自分はそんな風に何かに情熱を傾けたことがあっただろうか。
今夜はしみじみと暮れていきそうです。
それではまた、ごきげんよう!